ゲーサイト ドイツの天才ゲーテ 【True Stone 天然石の真実】



ゲーサイト(geothite) は和名は針鉄鉱(しんてっこう)別名ゲーテ石、ゲーテ鉱です。

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)1749年8月28日~1832年3月22日 はドイツを代表する詩人,小説家,劇作家,自然科学者,美術研究家,政治家でした。
ゲーテ曰く「私は五十年来この分野で孜々として研究を続け、いかなる山も高すぎることはなく、いかなる縦坑も深すぎることはなく、いかなる横坑も低すぎることはなく、いかなる洞窟も迷路として恐れることはなかった。」と述べています。
鉱物への早くからの関心はワイマール公国イルメナウ鉱山再開の職務によって本格化し、やがて地質学に進みます。
そして「地球の生成と形成」が「無機物の形態学」へと進展します。
生涯にわたって各地の石を収集しそのコレクションは1万9000点にも及んでいます。 裕福な家系に生まれ少年時代、すでに英語、フランス語、イタリア語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語を習得、それが天才ゲーテです。
鉄の水酸化物で化学式が同じなのですが結晶構造に違いが見られゲーサイト(針鉄鉱)・アカガネイト(錆)・鱗鉄鉱(レピドクロサイト)と呼ばれています。
アカガネイトは簡単に言えば赤錆の事です。

残るはゲーサイト、レピドクロサイトですが上に記した通り結晶構造が違うだけですので専門家でないと見分けが難しいと思いますがスーパーセブンではお馴染みの鉱物です。
私が今までに見てきました感じではゲーサイト・レピドクロサイト共に水晶内にインクルージョンした場合は赤色と黒色が存在します。
どちらもLEDライトで見ますとキラキラ輝き赤ラメ、黒ラメといったような感じです。

アメジスト(アメシスト)に入りますと淡いピンク色になりそれはそれは貴賓に満ちたお色になります。

スモーキーに入りますと赤が目立ちませんがシックでシャープなお色に変化です。

ファイヤークォーツ、ストロベリークォーツと呼ばれる水晶もありますが単独でインクルージョンしたゲーサイト、レピドクロサイトです。
その中でもピンクファイヤークォーツと呼ばれる水晶がありますがピンク色が3Dの様に浮かび上がると表現すれば良いでしょうかとにかく綺麗です。

石言葉はゲーテが述べています。

「今日始めなかったら、 明日終えることなど出来ない。」
(私) 始めるのは何時ですか「今でしょう」

「人は努力する限り迷うものだ」
(私)迷いや悩みを持たずに前に進めると言う事を言葉にできる人は人間にはいません。
 天才のゲーテが言うのですから。

「あなたの心の底から出た言葉でなければ、他人の心に響くことなどないのです。」
(私)本日書いている事が自分の言葉です。

「自分を信頼しはじめた その瞬間に、どう生きたらいいのかがわかる。」