蜜蝋(ミツロウ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
私は昔、何度か食べた事があります。
ニュージーランドかオーストラリアでハチミツと巣を同時に食べるのですが巣の部分がロウになっていまして「どろっ」としているだけで味がありませんでした。
口の中にまとわりつくような感じで本当にロウを食べているような感覚だった事を思い出します。
中世ヨーロッパでは「蜜蝋」を「蜜蝋燭」として利用してきました。
働きバチが分泌する蜜蝋は甘い香りと澄んだ光を放つので古くから愛用され続けています。
欧米では現在も生活に欠かせないキャンドル。
誕生日や結婚式等にもよく使われています。
これにはに理由があり、キャンドルの炎には天使が宿っていて、炎を吹き消した時に願い叶えてくれる言い伝えがあるからです。
日本では結婚式に新郎新婦がゲストのテーブルにキャンドルの炎を付けていくと言うキャンドルサービスを経験したご夫婦の方も多いのではないでしょうか。
キャンドルクォーツのほとんどがポイントで見つかるのですがクラスターを見たのはこれが最初で最後です。
天使が宿るロウソクがクラスターいっぱいに広がりキラキラと輝きます。
1本のポイントにたくさんの小さなポイントがくっついていましてロウソクが溶けたように見えるためキャンドルクォーツと呼ばれています。
また、その姿がパイナップルに似ている事からパイナップルクォーツとも呼ばれます。
- 英名 Candle Quartz
- 光沢 ガラス光沢
- 化学式 SiO2
- 結晶系 六方晶系
- へき開 なし
- 硬度 7.0
- 比重 2.65
- 屈折率 1.544〜1.553
- 蛍光 なし