エアリースパイラル スパイラルクォーツ 右水晶 左水晶 【True Stone 天然石の真実】



人間には、必ずつむじがあります。
つむじには、右巻きと左巻きがあり日本人は、左巻きの人が全世界で一番多い種族です。
その割合は、48%と言われています。
と言いましても生きていく上でメリットがあるとか有利になる事はないようです。
ただ、つむじの中心は、「百会」(ひゃくえ)というツボがあるので、この付近を指で揉むと全身の血流が良くなり、冷え性などの改善効果があると言われています。


thumbnail_image001[1].jpg

前置きは、これぐらいにしましては、水晶にも右巻き左巻きが存在します。
自然界での天然水晶には、右水晶、左水晶の2種類が存在し数も半々(50:50)と言われています。
上記の図のような理想的なポイントが存在するとしましたら、X面が右の場合は、右水晶と呼ばれ、X面が左の場合は、左水晶と呼ばれます。
しかし、これは、見た目の右巻き、左巻きでありX線解析で水晶の原子配列を調べたら逆であったことが近年、分かりました。
ここまで読んだ方は、それがどうしたのと思われるでしょう。
しかし、待って下さい。
あなたの持っている水晶ブレスレットの巻き方は、どちらでしょう。
例えば、丸ビーズで作られたブレスレットが右巻き、左巻きがごちゃごちゃだとしたらエネルギーの伝達が何か悪そうに思いませんか。
私は、財布に入れるお札は、必ず同じ向きにして入れます。
これは、ごちゃごちゃだとお金の流れが停滞しお金が入ってこなくなるのではないかと思い必ずする「おまじない」なのです。

丸く加工されたビーズを右巻きか左巻きかを調べるには、偏光板と波長板というもので水晶の丸玉を挟み光に透かしますとエアリースパイラル(干渉リング)という光の渦巻き模様が見えその渦巻きで右巻きか左巻きかを判断します。
これらも見た目の右水晶であり左水晶なのです。
水晶構造は、その逆で見た目の右水晶は、原子構造状では、左螺旋(らせん)。
見た目の左水晶は、原子構造状では、右螺旋(らせん)。
本当にややっこしいお話ですがエリアースパイラルが出るかどうか実験してみました。


_MG_1038.jpg

見た目が非常に悪く手作り感満載の紙細工ですがこれでもシッカリと見ることが出来ました。
この箱の中に丸玉を入れ波長板のある後ろに光源を置き、表側から見てエリアースパイラルが見える位置に丸玉を動かしていきます。
それで撮ったお写真が下のものです。
よ~く見ますと左巻きのようです。
ただ、この丸玉の大きさは、45ミリと結構大きいので綺麗に干渉リングが出ました。
因みに10mmの水晶ブレスレットで試しましたら数粒エリアースパイラルが出ましたが他は出ませんでした。
それに小さな干渉リングですので見るにもルーペが必要です。


_MG_1031.jpg

今回の事で分かった事は、もし、ビーズで右水晶、若しくは、左水晶を作ろうとした場合は、原石の状態時に見分ける必要があります。
ただ、これも問題がありまして、X面が存在する理想的な水晶が必要です。
もし、そんな原石があればビーズに加工せず、そのままの状態で販売するかと思うのですが。
まあ、同じ原石を加工してビーズにすれば全て同じ螺旋を描いているのには間違いありません。
しかし、それが右水晶か左水晶かの見極めは難しいと言うのが実験結果の結論です。


アイリスクォーツ・虹入り水晶・レインボークォーツ