事業立ち上げのきっかけから
現在に至るまでの経緯
tontoを展開するトリプルエー株式会社(大阪府泉佐野市、代表:田所哲治、URL:https://triplea.co.jp)は、車両や家具等に使用する合成皮革の企画、開発及び販売を行っており、グループ会社(株式会社加平)にて国内にて製造しております。
かねてより事業を行う上で一定の不良(規格外)が発生するという話を聞いており、不良を減らすことはできるがなくすことは不可能な為、一定数の廃棄が発生し続けるのが問題となってきました。
弊社(グループ会社)で規格、製造される合成皮革は、出荷先が大手企業ということもあり、高品質な日本製で欠点もほぼ見つけられないものやほんのわずかなものが多く、廃棄するには”もったいない”ものばかりでした。
そこで、これらの上質な生地を存分に使用できる強みと小ロットでの製造ができる強みを生かした、サスティナブルなモノづくりを合成皮革製造メーカー自ら始めました。
商品製造過程で必ず出てしまう規格外。
今までは廃棄するしかなかったんです。
合成皮革製造メーカーが自社ブランドを立ち上げ他社には決して真似できない高品質な生地でベビーとママに優しいモノづくりを始めました。
使用されている生地は国産の自動車や飛行機、高級家具や傘等に使われている合成皮革で全ての工程が日本の工場で製造されているためベビーにも安心してお使いいただけるものです。
これらの生地をアップサイクルすることで新たにCO2を排出することもなくゴミを減らすことができます。
SDGsの目標12
『つくる責任つかう責任』
世界が目指す持続可能な社会のためにtontoが
今できることをこれからもコツコツと続けていきます。
ママになって初めて、自分が望むような商品が世の中にないこと、またコロナ禍で外出や人との接触に制限があることもあり、 育児に”ハッピー”が足りないことを知り、単純なモノづくりではなく、ママの居場所のような商品づくりを目指し、この事業を始めました。 ママとして、ベビー用品にはなるべく安心できるものを選びたいと感じており、日本製であることや日本の職人による手作りなど、さりげない”優しさ”にこだわりました! また、子供の未来を考えるうえで、環境に配慮したモノづくりも推進していきたいと考えております。
わたしたちが大切にしていること
  • ●子供たちの未来を守るため、地球環境に優しいモノづくり

  • ●敏感なベビーやママも安心のメイドインジャパン

  • ●ハンドメイドによる温かみ

  • ●”育児がもっとハッピーに♡”を推進するママコミュニティ
エコな取り組み
トリプルエー株式会社では環境に配慮した合成皮革の開発に力を入れております。
りんごの擦りかすや卵の殻をしようしたバイオレザーや、廃棄物をリサイクルしたリレザーの開発など、様々な取り組みを行っております。
この度tontoでは、株式会社加平との共同開発で生まれたバイオマスレザーを使用した商品を発売することとなりました。
このバイオマスレザーは、廃棄される卵の殻や植物性の素材を使用して合成皮革を作ることで石油由来の材料を減らし、CO2の排出を削減することができます。
他にもカカオの擦りかす、野菜や貝殻を使った合成皮革や、古くなったレザーを集めて再びレザーにする技術など、持続可能なモノづくりに努めております。
tontoを始める以前は、廃棄となる生地が年間で約8万メートルありましたが、4年目となる現在では約4万メートルとなっており、50%の削減が実現しています。
発足当時より、10年以内に100%有効活用できることを目標としておりますので、廃棄0を目指してこれからもより一層励んでまいります。



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