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「結婚式の準備~当日までにどれくらいお金が必要か」

あなたは考えたことはありますか?

これから式場の見学を予定しているカップルは特に気になりますよね。
結婚式の費用は項目の単価がかなり大きいので個人差がありますが、できるだけリアルな予算感をお伝え出来ればと思います。


<目次>

▶式の平均予算はどのくらい?

▶見積もりが変動しやすい項目
- 料理やドリンク
- 装花
- 衣装

▶その他、変動しやすい項目
-見落としがち「見積り以外の費用」

▶式前後に必要な費用もご紹介
式の平均予算はどのくらい?

ゼクシィ 結婚トレンド調査 2020調べによると、結婚式にかかる費用の総額は362万3,000円が平均だそうです。
(50人規模の結婚式を想定)

こちらの費用はあくまでも式場の見積もりで、その他新郎新婦が負担する細かい費用は含まれていません。
その「ちりつも」の費用が意外と大きな額となり、最終的に予算オーバーとなるカップルが多くいます。

また、少しの変更で初回の見積りより、最終金額が大幅にアップすることが多々あります。

まずは、その式場見積りで、初回と最終の金額差が大きくなりやすい項目をピックアップしてみました。

見積もりが変動しやすい項目

料理やドリンク

結婚式費用の中でも大きな割合を占める項目で、
多くの式場が複数のコースを用意しています。

例えば、式場が下記のコースを用意しているとします。

20,000円/人
17,000円/人
15,000円/人

ゲスト人数が【50人】だとすると、
次ような金額の差が出ます。

 
コース 内訳 総額
20,000円×50人1,000,000円
17,000円×50人 850,000円
(-150,000円)
15,000円×50人 750,000円
(-250,000円)
※()内の数字は松と比較したときの金額

なぜ変動しやすいか

初回の見積もりでは一番価格が低いコースになっていることが多く、コースを変更すると差額×人数分となるため、かなりの額が変動します。
料理はゲストをもてなすにあたって非常に重要な項目となるため、節約の優先順位としては低く、むしろコース自体、もしくはメイン料理のみをランクアップしたいと考えるカップルが多い印象です。
※小さなお子様や、未成年が多い場合は料理やドリンクの価格が下がる場合もあります。





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装花

装花はチャペルや披露宴会場の雰囲気を左右する大切な項目です。そこには会場の装飾以外のものも含まれます。
装花全体の平均予算は18.3万円と言われていますが、
理想のイメージを再現しようとすると30万円を越えることもあるのです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022(全国推計値)


項目 平均予算
挙式/お色直し用
ブーケ・ブートニア
33,000円/個

ブーケトス用のブーケ 5,000~10,000円

親へ贈呈用のブーケ 5,000~10,000円/個

両家に1つずつ

ウェディングケーキの装飾 10,000~20,000円

生花を使用する場合

挙式・お色直しのヘア用 8,000~20,000円

生花を使用する場合

ウェディングケーキ周りの装飾 10,000~20,000円

ケーキ台やケーキカットナイフの装飾


なぜ変動しやすいか

お花の種類によって価格差があるので、会場を飾る本数分となるとかなりの違いとなります。
高砂のメインテーブルだけではなく、天井・バック・サイドも飾るとなると、数万円単位での変動は避けられません。
また、ヘアアレンジに生花を使用するかどうかや、ブーケの形によっても価格が異なるため、装花も大きく変動しやすい項目の1つです。



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衣装

欧米ではドレスを購入する人がほとんどですが、
日本では新郎新婦共に、式場や式場提携のドレスショップでレンタルをする方が多いです。

式場見積もりには、「新郎新婦の衣装」も含まれており、そのプランも様々です。
ウェディングドレス1着なのか、それともお色直し用のカラードレスも含めた2着なのか。
ウェディングドレスではなく白無垢を、カラードレスではなく色打掛を選ばれる花嫁さんもいらっしゃいます。
※新郎は花嫁のスタイルに準ずる。



引用:株式会社APOLLO11『結婚式の花嫁衣裳に関するアンケート調査』より

また、プラン内の衣装はある程度選択肢が決められており、それ以外の選択肢から選ぶ場合は「追加料金」が発生します。
ウェディングドレスには繊細なレースがあしらわれたものや、有名デザイナーのもの、海外輸入のものなどはプラン対象外となっていることが多く、10万円以上の差額が発生することもあります。


なぜ変動しやすいか

初回~2回目の試着の際、ドレスプランナーさんに「一旦着てみたいものを着てみましょう!」とおすすめされるかと思います(笑)
気に入ったものがプラン内のものであればラッキーですが、追加料金が発生するものに惹かれる場合ももちろんあります。
※金額別に展示されている事が多いので試着前にある程度、金額の把握が可能です。

一生に一度の結婚式、「衣装を妥協したくはない」という気持ちが強く、プラン対象外の衣装を選ばれる花嫁さんも少なくありません。そのため、衣装の項目も価格の変動が大きくなります。

また、ブライダルインナーやベール、新郎小物(ウィングカラーシャツなど)、シューズはオプションとなっている場合が多いので、衣装の項目も非常に価格の変動が大きいと言えます。


衣装は大切な一日の気持ちを左右する、大切なものです。
何かしらの形で再度ドレスを着ることは可能ですが、結婚式という特別な空間での着用は当日限りです。
「あっちにすれば良かったな・・・」と後悔しないように、お二人の無理のない範囲で、納得できるドレスを選ぶことをおすすめいたします♡


その他、変動しやすい項目

招待状、返信用はがき
挙式スタイル キリスト教式/人前式
披露宴の使用会場
音響、スクリーン オプションとなっている場合
ペーパーアイテム 式場に依頼する場合
引き出物、引き菓子
ウェディングケーキ 大きさやサイズなど
写真、映像関連 アルバム
エンドロールムービー


見落としがち
「式場見積り以外の費用」

冒頭でも少し触れましたが、
結婚式費用で多くのカップルが見落としがちなのは「式場見積もり以外の費用」です。

では実際にどのような項目が挙げられるのでしょうか。
私の実体験を元にピックアップしてみました。

お車代、宿泊代 全額 or 一部負担
ペーパーアイテム 素材代、印刷代
自宅印刷の場合はインク代
ウェルカムボード
ウェルカムスペースの装飾
お礼のギフト 受付、スピーチ、余興
3,000~5,000円程/人
演出用の小物 景品や写ルンです
ペンライトなど
打ち合わせの交通費 合計4~5回
ゲスト
着付け、ヘアセット代
負担をする場合
ムービーBGM用のCD代 自作する場合
2次会の費用 参加費、景品、幹事へのお礼
衣装など
ブーケの保存や加工
親へのギフト 両家1点ずつが一般的
リングピロー
結婚証明書 自作する場合
招待状郵送の切手 慶事用切手

※63円/84円/94円(容量による)

美容 脱毛、エステ、ネイル
まつげ、美容室
DVDへの書き込み ムービー自作の場合

ゲストに関係する項目をどこまで負担するのか、またお礼やギフトの内容、美容代によって個人差はありますが、式場の見積もり以外で20〜50万円程の費用が別途必要となります。

事前に貯蓄をしていたり、ご祝儀や親からの援助を考慮したとしても、一度に動くお金として大きいことに変わりはないので、できる限り想定内で収めたいですよね。
その状況で数十万円単位の予算オーバーはお二人にとって、かなりの負担となります。

上記の中には演出やゲストへの配慮など「ケチりたくはない」項目もあります。
事前に何にどのくらいのお金が必要なのかを把握をし、予算に組み込むことで妥協することなく、イメージ通りに準備を進めることができます。


式前後に必要な費用もご紹介

さらにプロポーズから結婚式までの期間に余裕がある方は、結婚式前後にかかる費用も考慮して貯蓄等を準備をしておくと、より安心です。

両家顔合わせ 10,000円/人
結婚指輪 200,000円前後
新婚旅行 500,000~700,000円
新生活への準備 700,000~1,200,000円

手数料、家具、家電、キッチン小物など

前撮り、後撮り 150,000円前後

人によって優先順位は違って当然なので、もちろん結婚にまつわる費用も異なります。
周囲と比べて、無理をする必要も焦る必要もありません。

お二人で納得のいくまで話し合いをしてたくさん準備をして、当日を迎えることが出来たら、忘れられない一生の思い出となることでしょう。

みなさまの結婚式がより素敵な一日となりますよう、心から願っております。