ご利用ガイド
下着の取扱い方法と洗濯方法
毎日身につけるランジェリー、みなさんはどんなふうにお手入れをしていますか?
洗濯や収納方法に気をつかって、できるだけ長く大切に使いましょう。ブラジャーは必ず手洗いしましょう。
お洗濯の前に
素材別、色別に分けます
表示のタグで洗濯方法を確認しましょう。ランジェリーに使われている色や素材はさまざまです。
色の濃いものは色移りを起こすこともあります。
金具のあるものは必ず閉めます
ブラジャーはホックをかける、ファスナー付きは閉める、が基本。 ししゅうやレースをあしらったものは、裏返してホックをとめておきましょう。
洗剤選びも重要に
酵素入りの洗剤は生地を傷めるので厳禁。また蛍光剤が入っている洗剤はランジェリーを変色させます。できるだけ中性洗剤を使いましょう。
洗剤を直接洗濯ものにふりかけると、生地を傷め、変色の原因にもなりますから、よく溶かしてから使うのがコツです。
洗い方について
手洗いの方法
洗濯ものが入る大きめの容器を用意。洗剤を溶かしたぬるま湯(30〜40℃)で軽くやさしく押し洗いします。もんだり、こすったりすると、カップ、ワイヤー、ボーンの変形、レースのほつれなどの原因になります。
すすぎは十分に。洗剤が残っていると黄ばみの原因になります。ただし長時間のすすぎは避けましょう。漂白は、変色・黄ばみ・ポリウレタンの脆化(ぜいか)を起こすもと。気をつけてください。
※脆化(ぜいか)……物質が変形したり、伸びきって元に戻らないこと。
乾いたタオルに包んで水気を取ります。ねじって絞るのはNG!
型くずれやしわ、生地を傷める原因になります。
POINT!
白色、淡い色、濃い色の順に洗いましょう。
ワイヤーやボーンが入っているランジェリーは手洗いをおすすめします。
柔軟剤を使用すると、仕上がりの風合いや肌触りがよくなります。
洗濯機の場合
40℃以下の温度で、水流を弱めにセットし、3分程度回してください。
洗濯からすすぎまで5〜6分が洗濯時間の目安です。
すすぎは2〜3回程度。洗剤が残っていると黄ばみの原因になります。
漂白は、変色・黄変・ポリウレタンの脆化(ぜいか)を起こすもと。気をつけてください。
※脆化(ぜいか)……物質が変形したり、伸びきって元に戻らないこと。
脱水は、タオルに包んで水気を取る方法をおすすめします。
「面倒だわ」という方は、洗濯ネットに入れたまま約30秒を目安に行いましょう。
洗濯ネットからいったんランジェリーを取り出し、乾いたタオルで包んでから、ネットに戻して脱水、がベストです。
POINT!
洗濯ネットは、目の細かく丸いランジェリー用を2つ用意しましょう。
金具が付いたものと、付いていないもの、アイテム別、色別に分けてください。
洗濯ネットに詰め込みすぎると、汚れが落ちにくくなります。
干し方について
指で形を整えます
ブラジャーのカップは指先で形を整えましょう。スリップなどは四方を軽く引っ張って、しわを伸ばします。ブラジャーをストラップでつるしたり、レース部分を洗濯ばさみではさむのはNG。
日陰に干します
風通しの良い日陰に干します。
直射日光にあてると、紫外線による黄ばみや色あせの原因になります。
洗濯後はすぐに干す!
濡れたまま長時間放置しておくと、しわや色落ちの原因に。
生乾きもカビや変色の原因になります。
乾燥機の使用は避けて
乾燥機は、縮み・変色・劣化を起こすもと。
ストーブのある部屋で干すことも、黄ばみや変色の原因になります。
収納の仕方
よく乾かしてから、しまいましょう
湿り気が残っていると、しわ・カビ・変色の原因になります。
収納はゆったりと
詰めすぎると、カップの変形やしわの原因に。
風通しのよい場所で、乾燥剤とともに保管しましょう。