ヴァルポリチェッラ(VALPOLICELLA)
(DOC)
生産地 | ヴェネト州 ヴェローナ県 |
品種 | コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ、他 |
タイプ | 赤 |
種類 | ヴァルポリチェッラ、ヴァルポリチェッラ スペリオーレ、アマローネ デッラ ヴァルポリチェッラ、レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ、レチョート デッラ ヴァルポリチェッラ スプマンテ |
〜ヴァルポリチェッラについて〜 ヴァルポリチェッラには、比較的若いうちが飲み頃で中口タイプのヴァルポリチェッラ、しっかりとしたボディーのスペリオーレ、陰干ししたブドウ(パッシート)で造る非常に力強いアマローネ、同じくパッシートのブドウからできる甘口タイプのレチョート、そしてスプマンテ、とそのバリエーションはさまざま。 ヴァルポリチェッラはヴェローナ市から北西に少し行ったところにひろがる、なだらかな傾斜の丘陵地(標高110m〜480m)で造られます。ヴァルポリチェッラの名前の由来はとても古く、ラテン語でたくさんのカンティーナがある場所、「polis cellae」という言葉から来ています。 〜アマローネ誕生秘話〜 ヴァルポリチェッラの中でも特に有名なのがアマローネ。甘口タイプのレチョートを造りそこねたおかげで誕生したワインだということをご存知ですか?本当だったら途中で発酵を止めなければならないのに、それを忘れてしまったために、陰干しされてさらに凝縮されたブドウの糖分がすべてアルコールに変化。その結果、最低アルコール度数14%とという、ものすごいボディーのある、「濃い」辛口赤ワインが出来上がったのでした。 |