■ダニエーレ ピッチニン |
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■煌めく強い信念を持つアンジョリーノの「一番弟子」 |
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自身のワイナリーの場所に決めたのは生まれ故郷であるサン ジョヴァンニ イラリオーネ。1000年以上前からこの地域で栽培されていた「ドゥレッラ」という白ブドウがありますが、もともとはRabiosa(ラビオーザ、過激な、の意)と呼ばれていた品種で、名前通り、鋭い酸、強いタンニンが特徴。ただでさえマイナーな上に、酸が強すぎることもあって、植え替える人がほとんど。しかしダニエーレは、本当に完熟したドゥレッラならば絶対に偉大な白ワインを造れると信じ、家の近くを開墾してあえてこのブドウを植えました。
強い信念をもって造られるワインは、いまや師匠アンジョリーノの良きライバルと称されるほど。SO2は一切添加せず、ノンフィルターでボトリングされます。
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■ダニエーレ ポルティナーリ |
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■寡黙で熱い郷土愛を持つ「栽培のプロフェッショナル」 |
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アンジョリーノ マウレとの出会いは、コッリ ベーリチの土着品種「タイ ロッソ」に、アンジョリーノが惚れ込み、この地域に畑を開墾しに通っていたことがきっかけ。ブドウを売っているだけでは、どんなに質の良いものを作っても意味がないと感じ始めていたダニエーレ。アンジョリーノの強い後押しで、2007年に古バリックを1樽分のメルローを仕込み、出来映えに確信を得た2008年から生産量を増やし始めます。
ピノ ビアンコ、タイ ビアンコで造る白ワイン、"ピエトロ
ビアンコ"、メルロー、カベルネで造る赤ワイン、"ナンニ"、タイ ロッソ100%の赤ワイン、"タイ ロッソ"の三種類のワインを生産。郷土のテロワールを表現したワインを造りだしています。 |
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■ダヴィデ スピッラレ |
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■底知れない可能性を持つ最年少の「輝きを秘めた原石」 |
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ダヴィデの父がアンジョリーノの友達だったということもあり、小さな頃からアンジョリーノの家に出入りし、畑やワイナリーでの仕事に魅了されます。ダヴィデは農業学校に通いながらアンジョリーノの所にも足繁く通い、ノウハウを学び、自らも実践するようになりました。
畑、ワイナリーのどちらにおいても、全ての作業は自然に最大限の敬意を払って行われ、畑ではボルドー液以外の薬剤を一切使用せず、ワイナリーでもボトリング直前に若干量のSO2を使うのみ。師匠アンジョリーノや兄弟子たちのバックアップを受け、これからの可能性を感じるワイン造りを行っています。
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