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ピンク色の外観の見ているだけで気持ちが華やぐ美しいロゼワイン。イタリア語では「ロザート(ROSATO)」と呼ばれています。イタリア各地で数多くのロゼワインが造られています。軽快でフルーティなタイプから、しっかりした重厚感のあるタイプや、瓶内二次発酵で造るスパークリングロゼ、女性に人気の甘口タイプなど、その種類はさまざま。色合いも、淡いピンク色からチェリーのような濃い赤色、鮮やかなバラ色など、ひと口にロゼと言っても本当にたくさんのタイプがあります。
イタリア各地で造られていますが、もっとも有名なのはアブルッツォ州で造るモンテプルチアーノ ダブルッツォ チェラスオーロです。チェラスオーロとは「サクランボ」という意味で、その名前の通りしっかりとしたピンク色です。
ロゼワインは、白ワインのようなフレッシュなフルーティーさと、赤ワインのようなタンニンからくる独特の厚みと渋みがあるので、赤と白の両方の長所を兼ね備えています。だから魚ともお肉とも合わせやすい万能選手。特に、美味しい魚料理がよく食べられる南イタリアのプーリアやカラブリアでは冷やしたロゼワインと合わせて楽しまれています。 |
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ロゼワインは赤ワイン用の黒ブドウから造られますが、主に2つの造り方があります。一つ目は、赤ワインと同じように、搾った後の果汁を果皮とともにかもしを行い、果皮の色が果汁に移り、ちょうど良い色合いのタイミングで果汁を抜き取ってそれを発酵させてワインにする方法。比較的しっかりとしたピンク色になります。二つ目の方法は、圧搾してすぐに果皮と果汁を分け、色素の移りが少ない果汁を発酵させてワインにする方法。淡い色合いのワインになります。 |
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北イタリア |
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中部イタリア |
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南イタリア |
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