ファレルノ デル マッシコ(FALERNO DEL
MASSICO)
(DOC)
| 生産地 | カンパーニア州 カゼルタ県 |
| 品種 | 赤：アリアニコ、ピエディロッソ、プリミティーヴォ 白：ファランギーナ |
| タイプ | 赤、白 |
| 種類 | ファレルノ デル マッシコ ビアンコ、ファレルノ デル マッシコ ロッソ、ファレルノ デル マッシコ ロッソ リゼルヴァ、ファレルノ デル マッシコ プリミティーヴォ、ファレルノ デル マッシコ プリミティーヴォ リゼルヴァ |
| ～ファレルノ デル マッシコについて～ あまり馴染みがないかもしれませんが、このワインは「神様が振舞ったワイン」という、とっても素敵な神話があるんです。 『ワインの神様バッカスが、あるときその身分を隠して変装してマッシコ山の裾野へ現れます。そこで年老いた農夫のファレルノと出会うのですが、ファレルノはお金のない惨めな境遇であったのにも関わらず、バッカスに牛乳やハチミツ、果物など自分が持っているすべてをご馳走してあげました。とても感動したバッカスはその牛乳をワインに変え、逆にファレルノにご馳走します。そのワインを飲んだファレルノはたちまち深い眠りに落ちてしまいました。そこでバッカスはマッシコ山の傾斜地をすべて豊かなブドウ畑に変え、美味しいワインができるようにしたのでした。』 ラクリマ クリスティもそうですが、カンパーニアのワインにはこういう神話が残っています。古代ローマ時代からワイン造りが盛んだったことの裏づけですよね。 ～料理との合わせ方～ 白ワインのファレルノ デル マッシコ ビアンコは土着品種のファランギーナだけで造る軽くて飲みやすい辛口。フレッシュトマトとバジリコを使ったパスタ料理などによく合います。一方、赤ワインはいずれもしっかりとしたボディーに仕上がります。 | |