チロ (CIRO)
(DOC)
                    

生産地 カラブリア州 クロトーネ県 チロ、チロ・マリーナ市 他 
品種 赤:ガリオッポ 白:グレコ・ビアンコ、トレッビアーノ・トスカーノ
タイプ 赤、白、ロゼ
種類 チロ ロッソ、チロ ロッソ リゼルヴァ、チロ ロッソ スペリオーレ、チロ ロッソ クラシコ、チロ ロッソ クラシコ リゼルヴァ、チロ ロッソ クラシコ スペリオーレ、チロ ロッソ リゼルヴァ スペリオーレ、チロ ビアンコ、チロ ロザート
~チロについて~

カラブリア州を代表するワイン、チロ。実に、州のD.O.C.ワイン生産の90%がチロ。カラブリアと聞いてもピンとこなくても、チロなら知っている、と言う方もいるかも。

チロが造られる場所は、長靴の形をしたイタリア半島の“土踏まず”のつま先より(地図をちょっとイメージしてくださいね)。太陽と海が主役のカラブリアにふさわしく、情熱的で力強いワインです。


~オリンピックのオフィシャルワインだったチロ~

さかのぼること2000年以上前の古代ギリシャのオリンピックにおいて、ギリシャの植民都市だったクレミッサ(現在のチロ・マリーナ付近)で造られていたワインが、競技の勝利者たちに賞として与えられていました。「栄光にふさわしいワイン」として選ばれたのが、この土地で造られたワインだった。古代ギリシャ人たちはどこでおいしいワインが出来るのか、ちゃんとわかっていたのですね。

そしてチロは1968年のメキシコオリンピックの
オフィシャルワインとして、大勢の参加選手たちにふるまわれました。2000年以上前のアスリートたちに思いをはせて飲むワインの味は格別だったことでしょう。


~料理との相性~

3タイプあるチロ。料理の種類によっていろいろ選べるのが楽しいワインです。赤(ロッソ)はやや濃いめの味付けをした肉料理。熟成させたチーズなどとも抜群の相性を見せてくれます。白(ビアンコ)は魚料理やフレッシュチーズと。カラブリア特産のサラミやチーズとは応用範囲の広いロゼ(ロザート)でどうぞ。

(2006年1月記述)
Copyright (c) 2005 Tuscany Wine House All Rights Reserved.


トスカニーのチロはこちらからどうぞ!


カラブリアワインのリーダー
リブランディ