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カステル・デル・モンテ (CASTEL DEL MONTE)
(DOC)
                    

生産地 プーリア州 バーリ県 
品種 赤:ウーヴァ・ディ・トロイア、アリアニコ、モンテプルチャーノ、ボンビーノ・ネーロ、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、ピノ・ネーロ 白:ボンビーノ・ビアンコ、パンパヌート、シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ソーヴィニョン
タイプ 赤、白、ロゼ
種類 カステル・デル・モンテ・ロッソ、カステル・デル・モンテ・ロッソ・リゼルヴァ、カステル・デル・モンテ・ビアンコ、カステル・デル・モンテ・ロザート他、品種名の付くDOCあり
〜カステル・デル・モンテについて〜

カステル・デル・モンテはプーリア州にある八角形をしたお城の名前。1240〜46年にかけて造られ、その見事な美しさと文化的資産価値の高さが評価されて1996年に世界遺産に登録されています。イタリア発行の1チェンテージモ(1ユーロの100分の1)硬貨のデザインにも使われているぐらい、象徴的な建物なんですね。

さて、このお城の名前が付いたワインがずばり「カステル・デル・モンテDOC」。この城を取り囲むようにDOCのエリアが広がっています。標高にして約300mのなだらかな丘陵地、ブドウ栽培に適した気候条件と重なり土着品種・国際品種両方から素晴らしいワインが生み出されています。

造られているワインは赤、白、ロゼの3タイプ。使われる品種による味わいの違いがとても面白いDOCのひとつです。


〜プーリアの土着品種、ウーヴァ・ディ・トロイア〜

カステル・デル・モンテDOCの中でも、プーリアならではの土着品種を使って造るのがロッソ。ウーヴァ・ディ・トロイアというのがそのブドウの名前です。

この名前から想像できるとおり、ギリシャの古代都市「トロイ」が起源、すなわち古代ギリシャからもたらされた、とする説が有力です。一方で、プーリア州北部にある小さな村「トロイア」から付けられたという説もあり、実際のところは「?」。

いずれにしても、プーリアに古くから伝わる長い歴史を持つブドウです。

〜料理との相性〜

3タイプあるカステル・デル・モンテ。つまりそれだけ味わい方がいろいろ楽しめるんですね。赤(ロッソ)はひき肉を使ったラグーソースやロースとしたお肉に、白(ビアンコ)はやはり魚料理と。そしてロゼ(ロザート)は少しピリ辛のサラミ類や豚肉やヒツジ料理と。

(2006年5月記述)
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