TUSCANY イタリアワインとグルメ食材の店
Interview

突撃インタビュー

2019/03/15

ヴィエ ディ ロマンス社 ジャンフランコ ガッロ氏

煌めくような深みと比類なき洗練!“完璧”を追求する孤高の哲人『北の巨匠』ヴィエディロマンス

ヴィエ ディ ロマンス社 ジャンフランコ ガッロ氏と
イタリアで最も尊敬され信頼を集める北イタリア白ワインの巨匠、“完璧”を追求する孤高の哲人「ヴィエディロマンス」のジャンフランコ ガッロ氏。1世紀もの間、ガッロファミリーの手によって大切に守られ、築き上げられてきたブドウ栽培とワイン造りは、彼の手によって歴史的改革が進められ、その惜しみない情熱と努力、愛情から世界中のワイン愛好家を魅了して止まないワインへと成長を遂げました。ワインには、素晴らしい深みと奥行き、そして比類なき洗練があり、イタリア最高峰と呼ばれるに相応しい品格を呈しています。ジャンフランコガッロ氏と2016ヴィンテージを8種類試飲し、ヴィンテージの特徴、それぞれのワインの個性についてお話を聞きました。

~『北の巨匠』と尊敬される“完璧”を追求する孤高の哲人~

ガッロ氏~『北の巨匠』と尊敬される“完璧”を追求する孤高の哲人~

ジャン フランコ ガッロ氏
1961年生まれ。子供の時からワイン造りに非常に興味を持ち、地元の農業専門高校で葡萄栽培と醸造コースを専攻。1978年、17歳でワイナリー経営に参画。

研究熱心で、高校を卒業後はフランスやカリフォルニアの有名ワイナリーを数多く訪問し研鑽を積む。
若い時からワイン造りを手掛けているので経験も非常に豊富であるが、その経験だけに頼ることなく新しい理論や方法論の研究、即ちその理論の検証である実践を自分のワイナリーで行い「ヴィエ デイ ロマンス」のワインを進化させている。
イタリア最高の白ワインの造り手として、イタリアのワイン業界でも『北の巨匠』と称され、常に注目され、尊敬を集めています。
収穫

「2016ヴィンテージは私達にとって理想的な年」
まず2016ヴィンテージの特徴を一言でいうと「地中海性的な特徴を持つヴィンテージ」だと思います。2013、2012、2011に近い特徴を持ったとても良いヴィンテージで、夏場は暑く日照量も十分にあり良い条件が整いました。昼夜の寒暖差もしっかりとあり、出来上がったワインからは溢れるようなふくよかさ、豊かな果実味が感じられる仕上がりとなりました。2015ヴィンテージは非常にバランスのとれた特徴があり、2014ヴィンテージは涼しいな年で北の産地らしい冷涼さのあるヴィンテージとなりました。

ブドウの成熟期から少し水不足となりましたが、それは良い条件の一つです。少しだけブドウにストレスがかかったおかげで、より凝縮感のある豊かなブドウが産まれました。ブドウ栽培の年としては困難の要素が無く、非常に収穫しやすかったです。ブドウの完熟度合いも100%に近い出来となり、2016ヴィンテージは私達にとって理想的な年となりました。2017ヴィンテージも2016同様に非常に近しい特徴を持つ良いヴィンテージとなりました。

ヴィエディロマンスの本来の良さが感じられるには数年の熟成が必要

ボトル熟成「ヴィエディロマンスの本来の良さが感じられるには数年の熟成が必要」
しかしどれだけ素晴らしいヴィンテージであっても、それが素晴らしいワインとなるのは、数年の熟成を経ないと解らないものです。熟成させることでワインの本質が見えてきます。

ヴィエディロマンスは複雑性のある長期熟成用のワインを造っています。販売して直ぐに消費されるようなワインだと直ぐに判断が出来るのですが、私達が造るワインは複雑性のあるワインだからこそ判断するのに時間がかかります。本来の良さが感じられるには数年の熟成が必要だと思っています。
畑大

2016ヴィンテージから赤「ピノ ネーロ」のボトリングをスタート
ワイナリーの新しいニュースとしては26歳の長男のトマーゾがエノロゴとして現在ヴィエ ディ ロマンスで働いています。22歳の長女のヴェロニカがワイナリーを手伝っています。新しいプロジェクトで2016ヴィンテージからピノ ネーロでワインを極少量造りました。クリュ「ヴィエ ディ ロマンス」の畑で栽培したピノ ネーロです。そして6種類の新しいシャルドネを造りました。これは区画毎に極少量ずつ造られるワインで、全て同じ条件で栽培、醸造を行う為、区画毎のテロワールの違いがワインに表れます。一般的なヴィエディロマンスのワインよりも長い熟成期間を取ります。数か月後には新しい醸造所の建設が始まります。

年に1~2回起きるか起きないかの霜対策に100万ユーロを投じる

インタビュー「2017年は4月末に霜が降りて畑の中に何千個もの火鉢を焚いた」
次に天候についてですが、過去5年の内、春に霜が降りたのは3度ありました。ブドウを霜から守る為の作業は大変なものです。2017年は4月末に霜が降りて-3度まで気温が下がりました。私達はブドウを守る為に畑の中に何千個もの火鉢を置きました。一晩中燃やして寒さからブドウを守りました。

「年に1~2回起きるか起きないかの霜対策に100万ユーロを投じる」
ただ燃料にガソリンを使ったので、黒煙が出て環境的にあまり良いやり方ではありませんでしたので、2018年に約10メートルの高さの大型の扇風機を14基設置しました。しかし実際2018年、霜は降りなかったので本格的にはまだ使っていません。この費用に100万ユーロ(日本円で約1億3000万円)もかかりました。扇風機を設置した事で上部の暖かい空気と下部の冷たい空気を循環させてくれるので、霜の害を避ける事が出来ます。カリフォルニア、フランスやスペイン北部リオハ、リベラデルデュエロでこのシステムを採用している生産者はいますが、現在イタリアでは私達だけです。フリウリは昼夜の寒暖差が大きいエリアで時折霜が降ります。そうは言っても霜は年に1~2日しか発生しません。しかしそのダメージを避ける為だけに扇風機を設置しました。

「夜中でも畑から目が離せません」
畑の中にセンサーがあり、1時間おきに気温、湿度を測っています。気温の動きや傾向をみて霜が降りるかどうかを予測し判断します。加えて風が止んだ夜は霜が降りやすい傾向があります。風が止む事で地表にある温かさが一瞬に上昇してしまうからです。1時間で4度下がる事もありますので、問題が出やすい時期などは夜中でも畑から目が離せません。

「何故ここまで投資をするのか」
何故ここまで投資をするのかと言えば、「テロワールを表現したワイン」を造る事が根底にあるからです。ですので、自分達の畑で収穫したブドウがなければワインを造りません。他の生産者のブドウは購入しません。ブドウを守る為に投資を行っています。

2つクリュのシャルドネ「チャンパニス」「ヴィエディロマンス」の違い

シャルドネ土壌
石灰質主体の赤色土壌のクリュシャルドネ「チャンパニス」
私達は2つクリュのシャルドネを持っています。まずクリュ「チャンパニス」は7.5ヘクタールの広さで、土壌は3つの層から成り立っています。石灰質の上部と中間の層が非常に浅い特徴があります。下部は岩で出来た固い層となります。表土が赤いのは石灰質にシルト(沈泥)、砂質、アルミ、鉄分が多く含まれているからです。「チャンパニス」は甘やかで豊かな果実の香り、特に熟れた黄色のフルーツの香りです。バランスの良い味わいです。ステンレスタンク醗酵、9カ月間シュールリーを行いながら熟成させます。火の通った魚料理、日本食なら野菜の天ぷらも良いでしょう。

粘土質土壌主体のクリュシャルドネ「ヴィエディロマンス」
クリュ「ヴィエ ディ ロマンス」は畑名でもあり、私達のワイナリー名でもある特別なワインです。私達のワイナリーの周りにある畑で11ヘクタールの広さがです。土壌の写真を見て下さい。先程の「チャンパニス」とは大きく異なっています。上部と中部の層が厚く粘土質が多い土壌で、石灰質は中間層に集中しています。同じ品種シャルドネであっても「「ヴィエディロマンス」と「チャンパニス」は全く異なる土壌であり、出来上がるワインの性質も異なっています。「ヴィエディロマンス」の方が凝縮度が高く味わい深いワインとなります。香りの複雑性もありトロピカルフルーツ、マンゴーの香りも感じられます。火を通したリンゴのピューレの甘やかさ、ヨードの香りが感じられます。ボリューム感のある味わいで厚みを持つワインです。キノコやチーズをを使ったパスタ、リゾット、鶏肉や豚肉とも良く合います。

Q.キャップシールの色の違いにどのような意味がありますか?

ボトルまず、味わいと香りの系統で色分けをしています。薄いクリーム色のキャップシールのワインは「スパイシーさと花の香り」、緑色のキャップシールのワインは「花の香り、柑橘の香り」、からし色のキャップシールのワインは「フレッシュな果実、トロピカルフルーツの香り」が感じられるワインです。ヴィンテージによって香り、味わいの特徴は多少異なりますが、キャップシールの色は変えてはいません。もう一つはレストラン等でセラーから取り出す時にすぐに区別が付くように目印なればと、思っています。

果皮のニュアンスが溶け込んだ完熟ピノグリージョ「デッシミス」

ピノグリージョ「空気との接触をシャットアウトする事で、ブドウの含まれた多くの要素を最大限に引き出す」
デッシミスは畑名でピノグリージョ100%で造っています。ピノグリージョとはピノ ネーロが変化したブドウで、いわゆるピノ ネーロの「バイオタイプ」です。私達はピノグリージョを赤ブドウだと思っています。ブドウの果皮は濃い紫色で完熟すると果皮の紫色が果肉に移っていきます。収穫したブドウ果汁には果皮のニュアンスが溶け込んでます。この鮮やかな色調はブドウをプレスした段階で出てきた完熟したピノグリージョの色調です。除梗後から空気と接触させない(酸化させない)醸造法により、この色は失われる事はありません。空気との接触をシャットアウトする事で、ブドウの含まれた多くの要素を最大限に引き出すと事が出来ます。

ウニやカラスミのパスタ、赤身肉とも好相性
例えば、バナナを食べる時、直ぐに食べれば白いままですが、時間が経ち酸素と触れていくうちに色も味わいも変わっていきますよね。酸素との接触から避ける事が大切です。ヴィエディロマンスでは全てのワインにおいて酸素との接触を極力さけた醸造法を行っています。デッシミスからは洋梨も甘やかな香りがします。ウニやカラスミを使ったオイリーなパスタとも相性が良いです。タンニンも感じられるので赤身肉等お肉料理とも相性が良いです。

エレガントさ、スパイシーさ、白い花の香り!「ディス クミエリス」

マルヴァジーアイストリアーナ種100%のワインです。ディスクミエリスの畑でこの品種しか栽培していません。マルヴァジーアと付く品種はイタリア各地にありますが、全て異なる特徴があります。エレガントさ、スパイシーさ、白い花の香りがこのワインの特徴です。縦に伸びる味わいのワインで酸がしっかりとあり、余韻にはスパイシーさと塩味が感じられます。
ディス クミエリス マルヴァジーア2016

試飲
コメント

西洋梨やメロン、ハニーシロップの甘美なニュアンスに美しいミネラルが寄り添います。凝縮した厚みのある果実感と溢れる深いミネラル、穏やかな酸味が 豊かなボディを見事に支えています。スパイシーで充実したインパクトがありながらも、スムーズで流れるような口当たりとしなやかな果実感が実に魅力的です。

甘やかさと上品なコクが楽しめる長期熟成向き樽熟フリウラーノ

フリウラーノ100%のワインです。フリウリでは「トカイフリウラーノ」と呼ばれ長い歴史を持つ品種でフリウリ全体で最も栽培面積の広いブドウです。多く実りやすい傾向があるので、完熟したブドウから更に厳しく選別して収量を制限します。複雑性のある香りで花とフルーツの厚みのある香りが感じられます。横に広がる幅のある香りです。ハーブのセージのニュアンスがありエレガントさが感じられます。飲むと、まずバランスの良さが感じられますが、中盤から厚みのある味わいが広がります。バリック樽醗酵ですが、新樽は一切使用しません。
ドレエ フリウラーノ2016

試飲
コメント

ハチミツやハーブのニュアンスのある完熟果実の香り。やわらかな口当たりと存在感のあるミネラルが口の中を広がり、芳醇な果実味に包まれていきます。しっかりとした酸がバランスよく調和し、まろやかな味わいをひきたてます。驚くほどのボリューム感ながら飲み心地が良いので幅広いお料理に合わせて楽しめます。

3品種ブレンドの複雑感と横に広がる豊かなアロマ!

このワイン名はフリウリの方言で、「ブドウの花」という意味があります。3つ畑、3つの品種のブレンドから成るワインです。2016ヴィンテージはマルヴァジーアイストリアーナ55%、リースリング34%、フリウラーノ11%です。年によって比率は変わります。このワインを造った目的は3つの品種の特徴が溶け込んだより複雑感のあるワインを造る事にありました。3つの品種が合わさる事で香り、味わいの豊かさが産まれます。マルヴァジーアはスパイシーさ、リースリングは果実とミネラル感、フリウラーノは花の香りとふくよかさです。
フロールス ディ ウイス2016

試飲
コメント

フジやキンモクセイなどの花束のブーケとスパイシーなニュアンスのある香り。厚みのあるしっかりとした味わいの中にイキイキとした酸と豊かなミネラル、そしてハーブのニュアンスなどが複雑に感じられる魅力的な美味しさ。バランスのとれたエレガントな印象の飲み心地があります。

洗練されたミネラルが支える美しい味わい!ステンレスタンク熟成の偉大なシャルドネ

「チャンパニス」は7.5ヘクタールの広さで、土壌は3つの層から成り立っています。石灰質の上部と中間の層が非常に浅い特徴があります。下部は岩で出来た固い層となります。表土が赤いのは石灰質にシルト(沈泥)、砂質、アルミ、鉄分が多く含まれているからです。「チャンパニス」は甘やかで豊かな果実の香り、特に熟れた黄色のフルーツの香りです。バランスの良い味わいです。
チャンパニス シャルドネ2016

試飲
コメント

オレンジやメロン、バナナの魅惑的なフルーツ香にユリの花やミネラル、ハーブが折り重なる優雅が感じられます。美しい酸とミネラルに支えられたキレの良さと凝縮した果実の豊かさが非常に高い次元で溶け合います。これぞ「理想的なクリーンなシャルドネ」です。

「北の巨匠」の凄さが分かる単一畑樽熟成シャルドネ!芳醇な果実味と上品な酸

11ヘクタールの広さのクリュです。「チャンパニス」とは大きく異なる点は粘土質が多い土壌で、石灰質は中間層に集中しています。同じ品種シャルドネであっても「「ヴィエディロマンス」と「チャンパニス」は全く異なる土壌であり、出来上がるワインの性質も異なっています。「ヴィエディロマンス」の方が凝縮度が高く味わい深いワインとなります。
ヴィエ ディ ロマンス シャルドネ2016

試飲
コメント

西洋梨、完熟リンゴの豊かなフルーツ香、樽由来の上品なバニラや澄ましバターのニュアンスに凛々しいミネラル、ハーブの爽やかな印象が美しい層を成しています。中盤から果実の風味、甘美な樽のニュアンスが重なり、豊かな風味が口中を包みます。冷やしすぎないようにして味わってください。

凝縮感とミネラルが溶け合う美しい飲み心地!ステンレスタンク熟成ソーヴィニョンブラン

ピエーレとは畑の名です。ソーヴィニョン ブラン100%で造るワインです。この畑の特徴としては他の畑に比べ年間平均気温が一番低い畑です。年間平均気温が約1.5度も低いです。色の濃い土壌で粘土質が多く深い地層です。上部の層には石灰質はありません。1984年、単一畑、クリュのワインとしてヴィエディロマンスで最初に産まれたワインです。
ピエーレ ソーヴィニヨン ブラン2016

試飲
コメント

混じりっ気なしの純度の高いピュアなミネラルの清々しさ、ピンクグレープフルーツやパッションフルーツの溌剌とした果実香にジャスミンやスイカズラ、ジュニパーベリーのニュアンスが重なる透明感のある美しい香り。完熟したソーヴィニョンの果実の深み、ミネラルの豊かさが相俟って舌の上を心地よく駆けていく洗練された優雅な味わいが非常に魅力的です。

ふくよかな舌触りが爽やかな果実味と奏でる感動的調和

ヴィエリスは畑名でソーヴィニョン ブラン100%のワインです。石灰質、岩が多く混じる浅い層の土壌です。ピエーレに比べると年間平均気温も少し高い場所にあります。甘味を感じる香りです。横に広がる幅のある香りで、トロピカルフルーツ、ライム、マンゴー、パッションフルーツの香りが感じられます。
ヴィエリス ソーヴィニヨン ブラン2016

試飲
コメント

魅力的な柑橘フルーツ、の深みあるアロマ。きれいな酸とミネラルがまろやかな果実味に溶け込み、心地よい甘さとともに口の中を広がっていきます。抜栓して時間が経つにしたがって豊かになる香りと味わいの変化もお楽しみ頂ければと思います。

完熟ピノグリージョのみから得られる深みあるロゼ色!樽醗酵の意欲作「デッシミス」

デッシミスは畑名でピノグリージョ100%で造っています。ピノグリージョとはピノ ネーロが変化したブドウで、いわゆるピノ ネーロの「バイオタイプ」です。私達はピノグリージョを赤ブドウだと思っています。ブドウの果皮は濃い紫色で完熟すると果皮の紫色が果肉に移っていきます。収穫したブドウ果汁には果皮のニュアンスが溶け込んでます。この鮮やかな色調はブドウをプレスした段階で出てきた完熟したピノグリージョの色調です。
デッシミス ピノ グリージョ2016

試飲
コメント

フルーツの香りが満載したゴージャスのアロマ。ふくよかな果実味と濃厚な舌触り。仄かにタンニンを感じるので、中盤からは引き締まッた印象を感じます。ウニやカラスミを使ったオイリーなパスタとも相性が良いです。タンニンも感じられるので赤身肉等お肉料理とも相性が良いです。

インタビューを終えて

他の生産者からも「北の巨匠」と尊敬の念を集めるジャン フランコ ガッロ氏。インタビューでは穏やかな口調ながら、揺るぎないブドウ栽培に対する信念を持った力強い言葉が印象的でした。

一年365日の内に1~2回起きるか起きないかの霜対策為に100万ユーロも巨額のお金を投じたお話から、豊富な経験だけに頼ることなく常に新しい理論や方法論を模索するあくなき姿に「北の巨匠」の偉大さを感じました。

いかなるヴィンテージも完璧を追求するガッロ氏の造るワインはどのヴィンテージも素晴らしい完成度を誇っています。今回2016ヴィンテージ8種類試飲させて頂きましたが、どのワインもしっかりとした独自の個性を持ちながら、思わず頬もあがる華やかで美しく調和のとれた深みと洗練された味わい。今飲んでも美味しいですが、数年熟成させてみたい魅力的なヴィンテージです。
ヴィエ ディ ロマンス社 ジャンフランコ ガッロ氏とトスカニースタッフ

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