プレートヒーターについて
質問
- プレートヒーターの表面温度は何度くらいになりますか?
- 温室の温度が上がらない(1)
- 温室の温度が上がらない(2)
- 電子温度調節器のパイロットランプは点灯しているのに、温室の温度が上がらない
- プレートヒーターから、ピシピシ音がする。通電すると異音が出る。
- 電気代はどの位かかりますか?
- アースの取り付けは?
回答
- プレートヒーターの表面温度は何度くらいになりますか?
- 約100℃まで上がります。やけどをする恐れがありますので、プレートヒーター表面に触らないでください。また移動の際は、プレートヒーターが十分冷えていることを確認してから行ってください。
- 温室の温度が上がらない(1)
- 温室本体の電源プラグがコンセントに正しく差し込まれていますか?
- 電子温度調節器の電源プラグがコンセントに正しく差し込まれていますか?
- プレートヒーターの電源プラグが電子温度調節器に正しく差し込まれていますか?
正しく差し込んでください。
- 温室の温度が上がらない(2)
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次のような環境の変化
- 外気温が低いとき(約5℃以下)
- 急に外気温が下がったとき
- 冷たい風が吹いているとき
ヒーターが能力不足になる(加温量より温室の放熱量の方が上まわり、温室内温度が低下すること)場合があります。保温カバーを併用して下さい。
大部分の洋ランの場合、最低越冬温度を下回っていても、それが一日のうち1~2時間であれば、ほとんど影響はないと考えられています。
- 電子温度調節器のパイロットランプは点灯しているのに、温室の温度が上がらない
- 電子温度調節器が故障しているのか、それに接続しているプレートヒーターが故障しているのか確認します。 プレートヒーターの電源プラグを直接コンセントに差し込んでください。そして5分後にプレートヒーターの表面から5cm程度離れたところに手のひらをかざ し、暖かくならないときはプレートヒーターが故障、暖かくなるときは電子温度調節器が故障していると思われます。(やけどをする恐れがありますので、プ レートヒーター表面に触らないでください)故障している方を、お買い上げいただきました販売店等に修理に出してください。
- プレートヒーターから、ピシピシ音がする。通電すると異音が出る。
- 音の発生は、プレートヒーター放熱板が熱により膨張するときに発生します。これは、金属の性質上やむを得ないことですので、ご了承くださいますようお願いします。
- 電気代はどの位かかりますか?
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温室の大きさ、気象条件、設定温度等、いろいろな条件に左右されますが、だいたいの目安として1日
- FHA-PH10:約85円程度
- FHP-PH45:約180円程度かかります。
(電気代は、25円/1KWh、冬期 約16時間/日 作動として計算)
- アースの取り付けは?
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アース線を取り付けないと漏電の時、感電する恐れがありますので必ず取り付けてください。
住宅でアース専用端子が設けられている場合は、アース線の先端から皮膜を約1.5cmはがして芯線(銅線)をコンセントのアース端子に確実に固定してください。
家屋にアース端子の無い場合は、アース線を本体に確実に固定して、庭の土のなるべく深いところにアース棒を埋めてください。(含水量の多い土のほうが通電しやすいため)
上記以外の場合は、電気工事店にご相談ください。
次のようなところにはアース線を取り付けないでください。
- 水道管(見えない部分には塩ビパイプを使っているため、通電しない)
- ガス管(火災の恐れがある)
- 電話のアース線(過電流が流れると設備が破損する恐れがある)
- 避雷針(落雷時の電流が本体に流れ込み、感電、火災が発生する恐れがある)
アース線,アース棒は電気店やホームセンター等でお買い求めください。