加湿について
質問
- タンクの水はどの位で無くなるの?
- 湿度が50%以上にならない。
- 加湿能力が低い。
- シリンジ(霧吹きで洋ランの株や葉に水分を与えること)は、する必要は無いですか?
- 二日くらいで水苔がカラカラになるのは、なぜですか?
回答
- タンクの水はどの位で無くなるの?
- 使用条件により異なりますが、だいたい2週間から2ヶ月くらいで空になります。
- 湿度が50%以上にならない。
- 外気温の上昇や、温室に直射日光が当たると、湿度が下がることがあります。(ここでの湿度とは相対湿度のことをいい、一定の容積で温度があると湿度が下がり、温度が下がると湿度は上がります)
- 加湿能力が低い。
- 洋ラン育成についての本の多くは、湿度を60%以上に保つことが望ましいと記載されています。しかし、小型温室で洋ランを育てるには一日 のうち乾燥気味の時が必要で、常に湿度60%以上に保つと、洋ランに根腐れが発生しやすくなります。加温加湿器は、このことを考慮に入れ加湿能力を設定し ています。
- シリンジ(霧吹きで洋ランの株や葉に水分を与えること)は、する必要は無いですか?
- 毎朝夕シリンジをした方がよく育ちます。まだ科学的に証明されていませんが、毎日見てあげた方が洋ランはよく育つようです。
- 二日くらいで水苔がカラカラになるのは、なぜですか?
- 素焼きの鉢と水苔で洋ランを育てていて、水苔があまりにも乾燥しすぎると水が染み込まないようになり、水を与えても素焼きの鉢と水苔の間 に流れ落ちるためすぐに乾燥するようになります。この場合、バケツなどに水をため、水苔から空気が出なくなるまで鉢を水の中に浸し、水苔に水分を十分染み 込ませるようにしてください。