オーバーホールとは?
腕時計のムーブメント(内部機構)の分解洗浄、調整、注油を行う作業です。
機械式時計には緻密で細かな金属部品が使われおり、その部品を動かす際に潤滑用の油も使用されています。
時計の着用(使用)を重ねるごとにその油が切れて部品同士が摩耗し、微細な削りカスでヨゴレが発生したり、精度に影響を起こしたりします。
そこで、分解掃除をし、傷んでしまった部品の交換などをすることで機械の動きがスムーズになり、精度が蘇ります。
ヒトで言うところの「人間ドック」、クルマで言うところの「車検整備」に例えるのが近いと言えるでしょう。
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分解
全てのパーツ(部品)のコンディションを細かく丁寧に検査しながら分解します。
各部精密調整を行い、不良パーツ(部品)は常備している補修パーツ(部品)で交換いたします。 -
洗浄
専用の超音波洗浄機で各パーツ(部品)の隅々まできれいに洗浄します。
その後、乾燥させます。 -
組み上げ~ケーシング
各パーツ(部品)に合った時計油を用い注油作業、動作チェックを行いながら組み上げていきます。
その後、ケースにムーブメント(内部機構)を収めます。
内部にホコリ等が混入しないように細心の注意を払い、針回しなど動作チェック、歩度の再確認を行います。
1~3を行った後、ワインダーを使ってランニングテストを行い最終点検を行い作業完了となります。
ポリッシュとは?
毎日ではなくても、使っていれば必ずキズはついてしまいます。
特に、生産が終了してしまったモデルを中古で買う時なんかはデッドストックじゃない限りキズありが当たり前。
しかし、ポリッシュ(研磨)を行うことで真新しい状態に近づけることができます。
どうせ買うならば、ツヤツヤツルツルの方がいいですよね。
ごく普通に愛用していればこのぐらいになってしまいます。 自分でつけてきたキズなら愛情の賜物ぐらいに思えるのですが、「はじめまして」となると出来るだけキレイな状態で出逢いたいものです。 |
この距離感でも判るほどキレイになってしまうんです。 手に取った時、キズがあるか無いかでその嬉しさは変わってきますね。 |
- ブレスレット
- ケース
- 裏ぶた
永く使いたいと思える一本を安心してお求めいただけるよう
このように、産まれ変わったほどキレイに仕上がったものや
時計としての精度が蘇った商品を数多くご用意しております。