回転方向の指定があるタイヤ
方向性のあるトレッドパターンを持つタイヤは、回転方向を示す矢印と文字 「←ROTATION」がタイヤ側面に表示されています。
タイヤの取付け方向を確認して、矢印が前部へ向くように車両へ取り付けてください。
回転方向があるタイヤの代表例
社外ホイールの取り付けには、車載工具を使用しないでください。
車載工具は純正ホイール専用の工具です。
あくまでも応急用のため、力が正確にかけにくく作業性もよくありません。
また、純正以外の社外アルミホイールのナット穴のサイズに合わないことがあります。
市販のアルミホイール用薄口クロスレンチを使用して取り付けてください。
ハブリングとは、ホイール裏側中心部の穴のサイズ(センターボア直径)と車両側ハブ径の隙間を埋めるために、社外アルミホイール装着時に使用するリング状の部品です。
[ 期待できる効果 ]
・走行時の振動やハンドルのブレの低減
・ホイールナットの緩み防止
点検ポイント
空気圧が不足してタイヤがたわんでいませんか?空気圧が不足すると・・・
・燃費が悪くなります。
■走行前に、適正空気圧かどうかエアゲージを使って確認!
適正空気圧は車によって異なります。
空気圧調整はガソリンスタンド等でできます。
タイヤの規格・タイヤの適正空気圧
■エアーバルブの劣化がないか確認!
バルブやバルブコアはゴムでできているので長く使用すると劣化して空気漏れの原因になります。
タイヤ交換時にバルブも一緒に交換しましょう。
当店で購入したタイヤホイールセットは、装着後に必ず空気圧の調整をしてください。
当店での空気圧は乗用車用で250kPa(2.5kgf/cm2)、LT規格及びバン用は300kPa(3.0kgf/cm2)で充填しています。点検ポイント
タイヤがすり減って溝がなくなっていませんか?溝が減っていると・・・
・濡れた路面でスリップしたりブレーキが効きにくくなります。
■スリップサインが出ていないか確認!
スリップサインとは、溝の深さが1.6mmを示す目安です。
タイヤ側面にスリップサインの目印になるマークが数ヶ所ついていますので、1ヶ所でもスリップサインが出たらタイヤを交換しましょう。
点検ポイント
タイヤの一部だけすり減っていませんか?偏摩耗の種類
センター摩耗 : 接地面の真ん中が摩耗します。空気圧が多すぎるため起こります。偏摩耗すると・・・
・溝がまだ十分な箇所があっても使用できなくなることがあります。
■定期的に摩耗の状態を目で確認!
■適正な空気圧に調整を!
空気圧過多や不足にならないように調整しましょう。
■定期的にタイヤローテーションを!
走行5,000kmに1回を目安に、タイヤのローテーション(装着位置交換)をおすすめします。
ローテーションのメリット:偏摩耗の防止!タイヤが長持ち!タイヤ疲労度の均一化!
ローテーションの方法は、車の駆動形式やタイヤの種類によって異なります。
点検ポイント
タイヤの表面や側面にキズやひび割れはありませんか?キズなどがあると・・・
・パンクやバースト(破裂)など、重大な事故につながるトラブルになる恐れがあり危険です!
■縁石などにタイヤ側面を接触させないようご注意を!
■タイヤつや出し剤の塗りすぎにご注意を!
つや出し剤にはタイヤに有害なものもありますので、ひび割れ等が発生したら使用を止めましょう。
■タイヤ保管時は直射日光の当たる場所は避ける!
ひび割れの進行やタイヤの劣化の原因になりますので直射日光は避けてください。
点検ポイント
ホイールを留めているナット・ボルトが緩んでいませんか?ナットやボルトが緩んで
ガタついていると・・・
■ナットがしっかり締まっているか確認を!
■ガタつきがないか確認を!
■ナットの増し締めを!
自分でナットを締めた場合、ナットホールの中心と車両ボルト位置にズレが生じ、少し走行するとそのズレがなくなります。
それにより締め具合に余裕が出るためナットが緩んできます。
タイヤ交換後に数十km程度走行したら、再度ナットの緩みがないか確認し、緩みがあればナットを締めつけましょう。
点検ポイント
いざというときに使える状態になっていますか?
■応急タイヤの空気圧を確認!応急タイヤの空気圧も月に一度は点検しましょう。
■タイヤパンク応急修理剤の有効期限を確認!
有効期限の切れた修理剤は使用できません。