サーロインブロック１㎏を美味しく食べきる方法！

ミートガイのお肉は、少量サイズの物よりも1㎏や2㎏といった大容量サイズの方が割安になっています。しかし、1～2人暮らしだと1㎏の肉を解凍後美味しい状態で食べきれるかどうかが心配でなかなか注文できないという方も多いでしょう。そこで今回は、少人数でも1㎏のサーロイン肉を美味しく食べきれる献立を紹介します。ぜひ参考にしてみてください！

サーロインブロック１㎏買っても余ってしまう？そんなことない！

「1㎏のお肉」と聞くと、とんでもなく大きく感じますが、体積は1リットルの牛乳パック約1本分です。そのくらいの大きさのお肉なら、冷凍庫や冷蔵庫に1個ずつは保管できそうですよね。

また、冷凍状態のままなら3ヶ月ほどは美味しさをキープすることもでき、解凍方法も簡単です。おススメの解凍方法は、肉の下にバットやお皿を敷き、冷蔵庫で2晩放置するだけ。ブロック肉の解凍後の消費期限は未開封のままだと約10日間。開封後は2日程度で食べ切ることが好ましいでしょう。

調理する際、しっかり加熱すれば菌を殺すことができ、消費期限がまた2日ほど伸びます。ただし、調理後は必ず冷蔵庫で保存しましょう。

お肉を焼いて食べるだけでなく、作り置きで数日後の楽しみに取っておくのはいかがですか。

解凍したサーロインブロックを美味しく冷蔵庫で保存する方法

解凍し、封を開けたお肉は、空気に触れると酸化が進み鮮度が落ちてしまいます。すなわち、なるべく空気に触れないように保存すると美味しさをキープすることができるのです。

食べかけの生肉をできるだけ長く冷蔵庫で保存したい場合には、密閉袋に移してしっかり空気を抜いて保存すると良いでしょう。密閉袋の端にストローを挟み、ギリギリまで封をした後にストローから袋の中の空気を吸い取ってから封を締める方法が手軽です。

また、冷蔵庫の中で保存する際は、なるべく低温の場所で保存したほうが鮮度保持できます。チルドルームがある冷蔵庫の場合はぜひチルドルームで保存しましょう。0℃に近い温度で冷蔵できます。チルドルームが無い場合は、冷蔵庫の中のなるべく冷気が強い場所を探して保存しましょう。

サーロインブロック１㎏を美味しく食べきれる献立表を紹介！

最後に、1～2人でブロック肉1㎏を美味しく食べきる例をレシピと一緒にご紹介します。ミートガイのサーロインブロックは、脂身がくどくなくて肉の味がしっかりとしているのが特徴です。実際、ステーキを2～3日続けて食べても飽きずに食べられますが、今回は他のレシピもご紹介しますね。

なお、お肉を切るときは半解凍状態が切りやすいです。冷蔵庫に入れて1晩経ったらお肉の解凍状況をチェックしてみましょう。切りやすそうな硬さであれば、用途ごとに切り分けてしまうと手間が省けますよ！

1日目　シンプルに味わうステーキ

まずはお肉の味をしっかり味わいたいのでステーキで。厚さ約2㎝の場合の焼き方をご紹介します。「もっと厚いステーキを食べたい！」という場合には、焼き時間を延ばしてください。

【準備】

肉を完全に解凍する。
焼く30分前に冷蔵庫からステーキを出しておき、室温に戻す。
肉と脂身の間にあるスジを包丁で数か所断ち切っておく。
肉から染み出たドリップ(水分)をキッチンペーパーなどでしっかりとふき取る。
焼く直前に塩コショウをステーキの片面に振りかける。

【焼き方】

フライパンに薄く油をひき、中火で熱する。
ほんのりフライパンから煙が上がってきたら塩コショウをした面を下にしてお肉をそっと入れる。この時に肉の水分が飛び跳ねるので慌てないように心構えを。
1分間肉を触らずに焼き、焼き目をチェックする。こんがりとした焼き目がつき、横から見て肉の1/3が茶色くなってきていたら裏返す。
裏返したら30秒間強火で焼き、蓋をして弱火で2分間焼く。
肉の中心を指で押し、肉が指を押し返すような弾力を持っていたらフライパンから取り出してアルミホイルで包む。押し返す感覚がない場合は、蓋をして弱火で1分間加熱。
アルミホイルに包んだまま5分間余熱で中心まで火を通し、お好みの大きさにカットし完成！

2日目　ローストビーフを食べ、ビーフシチューまたはビーフカレーを仕込む

2日目はローストビーフに挑戦！難しいイメージがあるローストビーフですが、ステーキの焼き方を応用するとフライパンでも簡単にローストビーフを作ることができます。ローストビーフが余った場合、冷蔵庫で冷やすと「コールドビーフ」としても楽しめます。熱々のご飯の上に薄く切ったコールドビーフを乗せてローストビーフ丼にしたり、豪華なサラダにしたりするのもアリですよ！