肉好き必見！グラスフェッドビーフの部位別食べ比べ

なんだか特別そうな響きがする「グラスフェッドビーフ」。味は普通の牛肉とどう違うのでしょうか。今回は、グラスフェッドビーフの特徴や、部位ごとに味わえる食べ比べセットとおすすめの食べ方をご紹介します！

グラスフェッドビーフとは

グラスフェッドビーフとは、自然の環境で放牧され、牧草のみで飼育された牛のことです。「グラスフェッド」＝「牧草のみで飼育された」という意味で、一般的な牛肉のように配合飼料やワクチンなどを打たずに育った牛のお肉が「グラスフェッドビーフ」と呼ばれています。

放牧中心で育つため、牛舎の中で一生じっとしているということがありません。そのため、牛もストレスを感じにくくなるという特徴があり、アニマルウェルフェア(動物の尊厳を守る)の面でも支持されている育て方です。

よく運動している牛なので、肉質は赤身が多くしっかりとしたお肉本来の歯ごたえ、味わい、香りを楽しめます。

グラスフェッドビーフを味わって欲しくて食べ比べセットを作りました

牧場で草のみを食べて牛本来の姿で伸び伸びと育ったグラスフェッドビーフ。ミートガイでは、その牛本来の味を味わって欲しくて、部位ごとに切り分けた食べ比べセットをご用意しました！グラスフェッドビーフセットの内容と、それぞれの特徴をお伝えします。

・ヒレステーキ(250g×2)

ヒレは牛肉の部位の中でもトップクラスに柔らかく、脂肪が少ないので赤身の味をしっかり味わえます。ステーキやローストビーフにするのがおすすめです。

・サーロインステーキ(270g×2)

サーロインは牛の腰周辺のお肉。柔らかく甘みがあり、ジューシーさを感じられる部位です。ステーキはもちろん、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ローストビーフにもおすすめです。

・リブロースステーキ(270g×2)

リブロースは、牛の腰より少し上のあたりのお肉です。柔らかく脂の濃厚な旨みがあります。サーロインと同じような食べ方できますが、やはり濃厚な旨みを感じやすいステーキをおすすめします。

・ランプステーキ(250g×2)

ランプは腰からお尻にかけての部位。肉のきめが細かく柔らかく、赤身肉の中でも貴重な部位です。ステーキ、焼き肉など肉本来の味を楽しむような料理にするのがおすすめです。

グラスフェッドビーフを部位ごとに美味しく食べるレシピとそのコツ

せっかく食べ比べセットを取り寄せるのであれば、一度に4つの部位を食べ比べしてみませんか？部位の特徴を感じながら美味しく食べられるレシピと、4種類を同時に調理するコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください！

低温調理器で柔らかくジューシーな肉汁を楽しむ

「低温調理器」と呼ばれる調理器具をご存知でしょうか。指定された温度で何時間も湯煎することができるので、プロのような火入れが家庭で可能になるという道具です。

グラスフェッドビーフセットに入っている厚さの牛肉の食中毒菌を殺菌でき、なおかつミディアムレアな状態にできる温度帯と時間は58度で2時間30分(厚さ約3cm。肉の厚さによって時間が変化します)。あらかじめ1日以上冷蔵庫に入れて、肉を解凍してから低温調理を施してください。

仕上げにオイルを熱したフライパンで表面に焼き目をつけると香ばしさも加わります。低温調理器があれば、安全にプロ級のステーキを自宅で食べられますよ。

一口大、同じ厚さに切ってホットプレートステーキ

肉を焼き慣れていない人は厚みがあるお肉を中心までしっかり火を通すことが難しく、かといって焼きすぎてしまうと、せっかくのお肉が固くて噛み切れない状態になってしまうことも……。そのため、気軽に美味しくお肉を食べ比べたい場合には、薄めにカットしてホットプレートで焼肉風ステーキにすることをおすすめします。

冷凍肉を冷蔵庫に半日ほど入れておくと半解凍状態になり、切りやすくなるためおすすめです。半解凍されたお肉を1㎝程の厚さに切った後、皿に平たく並べてラップをし、もう半日～1日冷蔵庫で完全に解凍します。

そのあとはお家焼き肉のように、ホットプレートで4つの部位を焼いて食べるだけ。焼きたてが一番柔らかくてジューシーなので、1種類を1人1切れずつ焼いてみましょう！味はシンプルに岩塩で召し上がってみてください。

4つの部位を一本で楽しむ串カツ

串カツは衣が肉を包み込んでくれるので、焼くよりも肉汁が閉じ込められてジューシーに感じます。いわば蒸し焼き状態ですね。竹串に一口大に切った牛肉を4つの部位の順番を決めて差し、小麦粉、卵、パン粉の順につけて180度の油で揚げます。きつね色になったら油から上げ、完成！

塩をつけて、お好みでレモンやスダチなどのしぼり汁をつけてさわやかに召し上がってみてください。