刻印【 上:QDB855 把手:QDB857 下:QDB856 】
例図とデザインが違っても、別タイプの鍵でない限り、交換の基本的な方法は共通です。以下の手順を参考に作業を行っていきましょう。
【 作業時間目安:20分~30分程 】
【 必要工具:一般的なマイナスとプラスのドライバー 】
図Aの玄関ドアの鍵(以降は「シリンダー」という)を交換していきます。
このタイプでは"プラスドライバー"と"マイナスドライバー"を両方使います。
まずは、図Bの上側シリンダーを取り外していきます。
ドアを開いて、必ずドアが閉じないにようストッパーなどで支えて下さい。
ドアを開いた側面にあるフロント(金属プレート)には「QDB-855」の刻印があります。
室内側に移動して、上側のつまみ(以降は「上サムターン」という)を確認して下さい。
上サムターンを見ると上面に小さな隙間があるので、マイナスドライバー(同等の硬くて細いもので代用可能)を使い、 少しずつドアからサムターンを取り外します。
サムターンは樹脂製なので、無理に力を掛けすぎると破損する恐れ等ありますのでご注意下さい。
上サムターンを外すと、ドアに図の金具が残ります。
その金具に見えている左右ネジ2カ所を取り外すと、上側のシリンダーが外せます。
不意にシリンダーが外れてしまわないよう、ネジを完全に緩めてしまう前に、 空いているほうの手でシリンダーを支えてあげると安全です。
これで上側シリンダーを取り外せました。
次に、図の下側シリンダーを取り外していきます。
作業手順は、上側シリンダーとほぼ同じ流れになります。
ドアを開いた側面にあるフロント(金属プレート)には「QDB-856」の刻印があります。
室内側に移動して、下側のつまみ(以降は「下サムターン」という)を確認して下さい。
下サムターンを見ると側面に小さな隙間があるので、マイナスドライバー(同等の硬くて細いもので代用可能)を使い、 少しずつドアからサムターンを取り外します。
あとは、ドアに残った金具の左右ネジ2カ所を取り外すと、下側のシリンダーを外せます。
これで下側シリンダーも取り外せました。
問題なく既存の上下シリンダーを取り外せましたら、これまでと逆の手順で新しいシリンダーを取り付けます。
必ず、全ての部品を取り付け終えてからドアを閉じて、最後に、新しいキーで鍵の動作を確認します。動作に問題がなければ作業完了です。
操作が固い場合は、取り付けネジの締めすぎや、部品間の位置ずれが原因である可能性が高いため、お手数ですが、少なくとも1回は取り付け直しをお試し下さい。
ご不明点や鍵に関するお困りごとなどございましたら、お気軽に「The・Kagi堂」へご連絡下さい。
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