⒈ 旧型MIWA HBZ・HBZSPタイプの握り玉錠のノブ部分をW2-DACに交換する手順を説明していきます。
⒉
扉厚を測ります。
図のように、戸当りがあるドアの場合は、戸当たり分を引いた幅になります。
今回は「約24mm」になります。
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既存のノブを外し、詳しい適合条件を確認しましょう。
HBZタイプは室内ノブの付根にある穴に、精密ドライバーなど先端が尖った細い金属棒を差し込みながら、ノブを手前に引くと外れます。
⒋ 室内ノブが外れます。
⒌ 室内ノブの座金を外します。 室外ノブを固定している2か所の固定ネジをプラスドライバーで外します。
⒍
室内ノブの座金を外れます。
室外ノブがが落ちないように注意しましょう。
⒎ 室外ノブが外れます。
⒏ 図はビスピッチ「44mm」で、ロールバック片(半月板)は1ヶ所の「ワンスピンドル」タイプになっています。
⒐ 実際にW2-DACを取付けていきます。 W2-DACの室内ノブに装着されているプレートを反時計回りに回しながら取り外します。
⒑ 外したプレートは図ののように「44mm」または「50mm」の穴があいています。
⒒ プレートに合わせ室外ノブの取付脚の位置を変更します。 「44mm」の場合は取付脚を中心のロッキングバー側に「50mm」の場合は逆に外側に寄せます。※ラジオペンチなどで回すとより固定できます。
⒓ 室外ノブとプレートを重ねて位置の調整をしましょう。 図のように取付脚が重なって見えるように固定します。
⒔ 扉厚やスピンドルの仕様によって、ロールバック片を入れ替える必要がある場合は、既に付いているロールバック片は力を入れて引っ張ると取れます。
⒕ 対応するロールバック片を【手順12】で抜いた片と同じ箇所に、カチッと手応えを感じるまで押し込みます。
⒖ 横から見て、ロールバック片の肩口とロッキングバーの台座が揃うようにしましょう。
⒗ 室内側に取替え用プレートを付けます。
⒘ 室内ノブを取付ける際は、サムターンは「縦向き」(開錠状態)にします。
⒙ 根本まで挿れたらローズ部分を回して取付けます。
⒚ 室内ノブの穴に付属の専用レンチを引っ掛けて閉め、完了です。
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