⒈ MIWA LIXタイプのシリンダーの交換方法を説明していきます。 図のようなプッシュ・プル型ハンドルに使用され、TOSTEMや三協アルミなどのサッシメーカー製ドアに幅広く取付けられています。
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まずは、MIWA LIXタイプであるかを確認していきます。
開いたドアの側面にある、カンヌキが出入りする機械部分の上下の錠前刻印を確認しましょう。
⒊ 図では、上部刻印が「MIWA PE-02」、下部刻印が「MIWA GAS2」になっており、MIWA LIXタイプに該当する刻印になります。 ※異なるタイプと重複している錠前刻印があります。
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室内ハンドルを外していきます。
ハンドル下部の2ヶ所の固定ネジをプラスドライバーで外します。
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同様にハンドル上部の2ヶ所の固定ネジをプラスドライバーで外します。
※室内外のハンドルが落ちないよう支えながら作業を行って下さい。
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固定ネジを全て取除くと、ハンドルが外れます。
※室外側のハンドルが落ちないよう支えながら引き抜きましょう。
⒎ 室外側のハンドルが外れます。
⒏ 図はハンドルを外した室内側ドアの状態です。 ハンドルのみを交換する場合は[手順9]には進まず、逆の手順で付け直します。
⒐ ハンドルが取付けられていた穴にシリンダーの固定ネジが見えます。これをプラスドライバーで外します。
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シリンダーが外れます。
下部も同様に固定ネジを外していきます。
外したシリンダー上下の形が異なる場合は、MIWA 特殊な組合せ をご覧下さい。
⒒
新しいシリンダーを取付けていきます。
図のようにシリンダーの周りにあるリングを回し、鍵穴外側に出しておきます。
⒓
後は外した時は逆の手順で上下のシリンダーを取付けます。
[手順9]で外したネジで固定し直します。
⒔ [手順11]で手前に出していたリングを逆に回し、ドアとの隙間をなくします。
⒕
ハンドルを付け直します。
※[手順11]のリングが邪魔になる場合は、リングを外してしまっても構いません。
⒖ 全て取付けが終わったら、ドアを閉め、実際のキーで操作して、問題なく施解錠が行えれば、作業完了です。
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