⒈ KABA StarNeo 6800する手順を説明していきます。 引戸錠の取外し方は、 引戸錠交換方法をご覧下さい。
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既存の引戸錠を外すと切欠き穴(取付け穴)が現れます。
図のように内障子と外障子の切欠き穴がズレている場合は、上手く錠が取り付けられないので調整をします。
⒊ 引戸下部にある調整戸車の穴にドライバーなどを差込み、回して切欠き穴の位置を調整しましょう。
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次に、交換品6800錠本体の調整と必要部品を用意していきます。
まずは、加工や化粧板の選定基準となる「扉厚」を測ります。
図では「27mm」になります。
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付属の取付説明書内に記載の「扉厚部品選定表」で必要部品を確認をします。
今回は扉厚「27mm」なので、黄色の箇所になります。
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外部長座のドライバーから調整していきます。
「扉厚部品選定表」ではドライバーの外側から「2コマカット」になります。
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シリンダー部分を外します。
外部長座裏側のシリンダー上にある固定ネジをプラスドライバーで外し、固定金具を上にスライドさせて外します。
⒏ シリンダーが外れます。
⒐ サンダーや金ノコなどの切断工具で2コマ分切断します。
⒑ 内部長座のドライバーも外部長座同様に「扉厚部品選定表」を確認し「2コマカット」します。
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次に、付属のライナーを準備します。
外部長座側、内部長座側それぞれに「板厚3mmライナー」を1枚ずつ使用します。
⒓ 長座とライナーを図のように重ね、外した手順とは逆に取付けていきます。
⒔ 室内側から外部長座と外部ケースをプラスドライバーでネジを固定します。
⒕ 内側長座も同じように、内部ケースと固定します。
⒖ 付属の芯出し棒を内部長座の芯出し棒差込み穴から図のように差込み、内外部錠にズレがないか確認します。
⒗ ピンを通したときのイメージです。奥までピンが到達すれば正常です。
⒘ さらに、固定用タッピングネジで内外部ケースを固定するためにドリルでネジ穴を開けます。
⒙ ドリルで開けた穴にプラスドライバーで、固定用タッピングネジを固定します。
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最後に、実際のキーで操作し、内外部の動作確認をしていきます。
図は、内部防犯サムターンを施錠し、サムターンが動かなくなる確認しています。
⒛ 同じく、外部長座もキーで問題なく施解錠が行えるか確認し、作業完了です。
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