睡眠とダイエット 寝る前に食べると太る!?
薬師のコラム
2017年08月17日(木)
晩ごはん、ちゃんと食べたのに寝る前に妙にお腹がすくことがありますよね。
でも、寝る前に食べると、そのあと寝るだけで動かないから、太っちゃうと思っていませんか?
今回は「睡眠とダイエット」についてお話ししましょう。
■体重について
寝ている間、体は動かないから、たいしてエネルギーを使っていないと思っていませんか。
実際は、寝ている間は体の修復のために、内臓はバリバリと働き、寝ていてもエネルギーを消費しています。
いわゆる基礎代謝と呼ばれるものです。
私たちは、蓄えた脂肪や糖をエネルギーに変えることで、この代謝に使われるエネルギーを得ています。
寝る前の間食は、体にとっては思いがけないエネルギー源の摂取です。
本来ならば蓄えたエネルギーを使うはずが、間食した食べ物の消化にエネルギーを使い、
蓄えエネルギーのバランスが乱れるのです。
そうすると、体の修復タイムである睡眠が、エネルギー不足で十分にできなくなります。
寝る前の間食は、体のバランスの変化を招き、代謝を落とし、体重を増やすと言えるでしょう。
■睡眠不足になると太る?
睡眠中のエネルギーはホルモンと強く関係しています。
睡眠不足が続くと食欲を高めるホルモンが増え、さらに食欲を抑えて代謝を促すホルモンが減少し、
より太りやすくなってしまします。
夜更かししてお腹がすくのは、こうしたホルモン異常が関係しており、
“太る”スパイラルを生み出す原因になっていきます。
ダイエット中の方、体重を管理されている方は、
寝る前の間食だけでなく、睡眠不足についても注意しましょう。
#睡眠#ダイエット#夜食#間食