「自宅のレールより、欲しいカーテンのサイズ(横幅)のほうが大きい場合は?」
というお問い合わせを受けて写真を撮ってみました。
カーテンをかける範囲を100cm、90cm、80cm、70cm、60cm、と10cm単位で変更し、
Bフック(レールを隠す仕様)と、Aフック(レールが見える仕様)、それぞれ撮影しています。
カーテンの質感や形態安定加工の有無によってもダブつき方は変わりますが、
見た目の参考にしていただければ幸いです。
なお、逆にカーテンのほうがレールより短い場合は、レールの端までカーテンが届かずに隙間ができてしまいます。
必ずレールの長さよりカーテンの横幅の方が大きくなるようにしてください。
長さ100cmの範囲のレールに幅100cmのカーテンを掛けた場合の見た目です。
フックとフックの間の生地のたるみが少ないため、きれいです。
長さ150cmのレールに幅150cmのカーテンを掛けた場合や、
長さ200cmのレールに幅200cmのカーテンを掛けた場合も、同等の見た目になります。
長さ90cmの範囲のレールに幅100cmのカーテンを掛けた場合の見た目です。
少しダブついた印象になりますが、このくらいの見た目で使っている方も多いです。
長さ135cmのレールに幅150cmのカーテンを掛けた場合や、
長さ180cmのレールに幅200cmのカーテンを掛けた場合も、同等のダブつき方になります。
長さ80cmの範囲のレールに幅100cmのカーテンを掛けた場合の見た目です。
かなりダブついた印象になります。使用することについての問題はないのですが、見た目は良くないです。
長さ120cmのレールに幅150cmのカーテンを掛けた場合や、
長さ160cmのレールに幅200cmのカーテンを掛けた場合も、同等のダブつき方になります。
長さ70cmの範囲のレールに幅100cmのカーテンを掛けた場合の見た目です。
この写真はヒダの間隔を整えているため、まだ綺麗に見えますが、
普段ご利用になる際は、もっとだらしない印象を受けるかもしれません。
長さ105cmのレールに幅150cmのカーテンを掛けた場合や、
長さ140cmのレールに幅200cmのカーテンを掛けた場合も、同等のダブつき方になります。
長さ60cmの範囲のレールに幅100cmのカーテンを掛けた場合の見た目です。
写真の印象よりもそうとう見た目が悪くなります。個人的にはお勧めできません。
長さ90cmのレールに幅150cmのカーテンを掛けた場合や、
長さ120cmのレールに幅200cmのカーテンを掛けた場合も、同等のダブつき方になります。
BフックをAフックに変えると、レールを隠すことは出来ませんが、
ヒダが奥に行くのでダブついた感じが減り、多少すっきりして見えると思います。
ただし、フックを変えると生地の位置が下にさがるので、結果として、カーテンが長くなってしまいます。
(BフックからAフックに調整しますと、裾が2~4cm伸びます)
床までの長さで使用される場合、引きずる可能性もありますのでご注意ください。
フックの調整の仕方についてはこちらをご参照ください。