TCマートを運営しています有限会社トリニティは現在の社長、私の父添田修次が

在宅医療機器をレンタルする事業からはじまり、

現在も地域の在宅医療に貢献するべく活動しています。


約5年前、私が入社したばかりの頃は、医療器をレンタルしている患者さんのお宅へ

機器の保守点検にお伺いするのが主な仕事でした。

点検と言っても器械自体はほとんど故障する事はないのですが、

患者様に安心して療養頂く為に2週間〜4週間に一度お伺いします。


患者さんのほとんどがお年寄りの方で、お伺いすると色々お話を聞かせて頂いたり、

お茶やお菓子をご馳走して頂いたりとたくさんの方にかわいがって頂きました。

私自身、子供の頃両親が共働きでおばあちゃんっ子だったので

おじいちゃんやおばあちゃんと 色々お話させて頂くのはとっても楽しかったです。


そんな風に在宅医療のお手伝いをさせて頂いていたのですが、

「もっと何かお年寄りのお役に立てることがあるのでは?」と思い、

社長と考えた結果、新たに介護用品のレンタル・販売の事業でさらにお役に立てるように!

と介護用品の取り扱いをはじめようと決め、

介護用品の専門家となる為に、福祉用具・介護用品について勉強

『福祉用具専門相談員』の資格を取得し事業をスタートしました。


介護用品の取り扱いをはじめてしばらくした頃でした。

私のおじいちゃんが介護が必要な状態になりました。

ほとんど、寝たきりに近い状態でしたので、

お風呂に入れてあげるのも、ベッドで寝てても腰が痛くならないように

してあげるのも、おばあちゃんや母が四苦八苦していました。

幸い私と父で介護用品の仕事をしておりましたので、

「ベッドで腰が痛くならないようにこういうマットレスに変えればいいよ。」

「お風呂に入れてあげるのはこんなものがあれば好きなときにお風呂に入れるよ」


などアドバイスする事ができました。

突然介護が必要になってどうしていいかわからない家族。

でも当然ですよね。

介護がはじまるまで、介護用品なんて見たこともなくましてや、

どのような時にどんな介護用品が使えるか?
どこに行って、誰に相談すればいいのか?


どこで売ってるのか?なんてわからない、知らないのが当然です。

実際うちの祖母や母家族もそうでした。


我が家では偶然にも、私が介護用品の業務、勉強をしておりましたので、

介護する人、される人にも最適な介護用品を使う事ができました。


その時です。

ふと心の中に疑問が浮かびあがったのは。

「うちの場合はたまたま身内に詳しい人間がいたから良かったけど、

そうじゃない方々で、ある日突然介護がはじまり、誰に相談していいか

不安を抱え悩んでいる方がたくさんいらっしゃるのでは?

と思い立ち、どうすれば介護を始められた方々のお手伝いができるか?


試行錯誤した結果、全国に発信できるインターネットという優れたツールを使って

介護をはじめられた方に介護用品と役立つ情報

サービスなどでご家族に方に「安心」を、
ご利用者の方に「笑顔」をお届けしたい!


そんな想いから
「”「笑顔」と「安心」をお届けする”お店TCマート」
を立ち上げました。