イタリア老舗メーカー カ・フォルム社の歴史
1941年キオメント家がチーズ製造開始。カ・フォルム社はキオメント家のチーズ製造に対する情熱から生まれました。この情熱は代々伝承され、そのDNAは子孫に受け継がれています。カ・フォルム社はアジアーゴ高原の麓に位置し、その地はチーズ生産に適した土地と言えます。
1959年、当時17歳であり何事にも積極的で強い意思を持ったアドリアーノ・キオメントは、イタリアおいてより貴重で厳選された素晴らしい味わいと香り、そして伝統的製法のチーズを探求していく事に強い情熱を注いできました。それぞれのチーズの背景には、古くから存在する山小屋、新緑の牧草地、清らかでフレッシュな水があったのです。その熱い思いを伝えるべく、10平方メートルの土地でただひたすらチーズへの愛情を支えに、時には辛く厳しいときもその探究心は衰える事なく、絶え間ない情熱は大きくなっていったのです。
1971年、アドリアーノの日々の努力が実り、350平方メートル以上のより大きな工場へ事業を移転し更に扱うチーズの種類を増やし、更なる情熱を注いでいきました。
1987年、自身の長年の夢だったカ・フォルム(アドリアーノ・キオメント・チーズ)社を設立、今日では5,000平方メートルの工場で100,000個以上のチーズを熟成させています。