簡単なホットワクシングの方法

1.滑走終了後のスキー板・ビンディングについている雪や水はよく拭いておく。

2.作業台に板を固定する。ブレーキはスキーバンド・輪ゴム等で固定しておく。


3.滑走面の汚れをリムーバーもしくはブラシで綺麗に取り除く

滑走面の汚れを落とさずにワックスを塗るのは汚れた車にそのままの状態でワックスを塗るようなものです。

滑走面の汚れ落としはリムーバーかブラッシングかどちらかで大丈夫です。両方する必要はありません。

リムーバーをスプレーし、ティッシュなどで軽くふき取ります

ブロンズブラシで滑走面の汚れを落とし、ぬれぶきんなどで軽くふき取ります。ブラシはトップからテールへ向かってかけます

4.アイロンで固形ワックスを溶かし、板の滑走面にたらします。

5.アイロンにワクシングペーパーを貼り、その上から固形ワックスをワクシングペーパーに染み込ませます。

6.滑走面にたらしたワックスをアイロンでしっかりのばして塗ります。

スキー板に直接アイロンを当てると熱で痛めてしまうので必ずワクシングペーパーを使用して下さい。

同じ箇所に長くアイロンを当てると滑走面を痛めます。アイロンは絶えず動かしてください。
アイロンの温度はワックスが溶けるぐらいで。あまり高温にしなくても大丈夫です。

7.ワックスが常温で固まるまで置いておく。ワックスを滑走面に浸透させる。

寒い場所で急激に冷やさない!

8.スクレーパーでワックスを取り除く。

スクレーパーは板のトップからテールへ向かってかけます。

9.滑走面に残ったワックスをブラシで取り除く。

ナイロンブラシで滑走面に残ったワックスを取り除く

次に馬毛ブラシで滑走面にブラシがけをして仕上げます。