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革にもときどき休息を。

革は天然素材のため、長く使うほどにダメージを受けてしまいます。しかし、手入れをするとそれに応えてくれるように、きれいな状態を保つことができます。ひとによって使い方はさまざまですが、革製品を気持ちよく長くお使いいただくために、覚えておいてほしい手入れの方法をご紹介します。

革にもときどき休息を。


革は大切にしまい込んでしまうよりも、積極的にお使いいただくほうが革らしさを保つことができます。しかし、靴と同じようにときどき休ませたほうが長持ちします。ご使用のスタイルに合わせて、休ませるタイミングを考えてみてはいかがでしょうか。

革にもときどき休息を。

<気をつけたいこと>
・中身を出して休ませる
毎日使う財布や仕事用の鞄などは、休日は中身を出して革を休ませてあげると、革がくたびれてしまうのを多少和らげることができます。鞄の中には丸めた紙などを入れておくと、湿気取りと型崩れ防止に。なお、新聞紙を詰めものに使うと、インクの匂いを虫が嫌うので効果的です。ただし、インクが内装に移らないよう、紙や布で包んでください。

・長時間しまう場合は、湿気に注意
保管の際にほこりや他の素材とくっついてしまうことを避けるため、製品が包まれていた不織布の袋に入れて保管することをおすすめします。ただし、不織布の袋に入れておくと湿気がこもってしまう場合があるので、ときどき袋から出して風通しの良い場所に出してあげると、より効果的です。なお、ビニール袋に入れて保管してしまうと、変質などの原因になりますのでお避けください。





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