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財布縁起小話
― COLUMN 1 ―
昔から伝わる、財布にまつわる縁起担ぎ。
誰かに「ちょっと教えたくなる」財布の小話を3回に分けてご紹介します。
第1回は、財布を新調する前に知っておくと「ちょっと良い」お話。
「春財布」はどうして縁起が良い?
新年におろしたてのものを使い始めると気分がいいものですが、春に新調した財布は「春財布」といって、縁起も良いことをご存知ですか? 「春財布=(お金でパンパンに)張る財布」という語呂合わせで、お金が入ってくる願いを込めた財布になるそうです。
暦の上で「春」を指す期間には、色々な定義の仕方がありますが、広くとらえると、新春の1月から5月5日の立夏の前までとなるようです。春を迎えるこれからの時期に財布を新調すると、新鮮な気分になれそうですね。
財布の使い始めは「寅の日」が吉?!
はじめ良ければ全て良し――と言いますが、新しい財布をおろすタイミングはいつが良いのでしょうか? 暦では、古来より金運招来の動物とされている「寅の日」(十二支の暦で「寅」に当たる、12日ごとに巡ってくる吉日)が良いとされています。
理由は、トラは金色の毛をしているということで金運を呼ぶ、ということ。もう一つは、トラは千里の道を一瞬で往来できるとされ、「お金を使ってもすぐ帰ってくる=お金の回りが良くなる」という信仰から。新しい財布を使い始める日も少し意識してみてはいかがでしょうか。
縁起のいい財布の素材は?
縁起が良いとされる革素材はさまざまあります。たとえば牛は、古くから「角の先から尾っぽの先まで人の生活に役立つ動物」とされ、農耕にも使われたことから、豊かさの象徴として扱われてきました。そこから、牛革は蓄財を意味し、お金が貯まりやすい素材とされています。
また日本では、財宝神・弁財天の化身が蛇と龍であるため、「蛇の抜け殻を財布に入れると良い」という言い伝えがあり、蛇革の財布にもご利益があると言われています。さらに珍しい素材ですが、「龍になる」ということで鯉の革も縁起が良いのだそうですよ。
財布縁起小話、いかがでしたか?
自分なりの縁起担ぎを見つけて、財布を新調するときのヒントにしてみても良いかもしれませんね。
次回お届けするのは、財布に入れる「縁起物」の話。次の小話もお楽しみに。