1. 屋外読書のパートナー
<HR width="300"><font size="5">屋外読書のパートナー</font>

PARTNER FOR READING


屋外読書のパートナー

「読書する場所」といえば、自宅やカフェなど、身近な屋内を思い浮かべる人が多いでしょう。
自由が丘店スタッフの嶋谷がおすすめするのは、美術館。
展示を観た後に、館内の開放されたスペースや併設するカフェで読むのだとか。
感性を刺激する、その楽しみについて聞きました。

この日、嶋谷が選んだのは「トーンオイルヌメ・ショルダー」。10年以上にわたり愛され続けるロングセラーで、斜めがけはもちろん、ベルトを短く調整して肩がけにすればモードな印象にもなります。

「使い込むほど柔らかさが増して、くったり味わい深く育っていくんですよね」



鞄の中には、嶋谷にとって「大切な一冊」という『談談妄想』(谷尻誠著・ハースト婦人画報社)と、愛用する革小物がひしめき合っています。

「財布類は風合いの増すイタリアンレザーの『ウルバーノ』シリーズで揃えています。小物入れとして4年目を迎える『ナチューラ・ヌメ革Lファスナー』は、『トーンオイルヌメ』の内装に張られたピッグスウェードで磨かれて、いい艶があがってきました。腕時計は父から譲り受けたもの。先日、レザーベルトを換えて、気分新たに楽しみたいと思っているところです」



毎日をともに過ごすパートナーたちと訪れたのは「東京国立近代美術館 工芸館」。約100年前、日本の技師によって積み上げられた赤レンガが印象的な建物です。学生時代に建築を学んだ嶋谷は、以前から気になっていたといいます。

今も昔も、変わらず時を
刻み続ける場所へ。




展示をじっくり楽しみ、腰を落ち着けたのは、人間国宝の黒田辰秋氏が手がけたケヤキの長椅子。背面にあしらわれたダイナミックな花と、たっぷりとした座面が静かな存在感を放ちます。漆芸家・木工家として知られる黒田氏が、木地に漆を刷り込んで仕上げたこの椅子は、作品でありながら気軽にくつろげるスポットなのです。

「ふと腰掛けた椅子が、人間国宝の手がけたものだなんて! 思いがけない出会いも屋外で読書する醍醐味ですね。座り心地もよく、姿勢が正されます」



「僕にとって屋外読書は、外での時間をより有意義にしてくれる行為。毎日、何かしらかの本を鞄に入れています」という嶋谷。なかでも、あいた時間でさっと読めるエッセイが好きなのだとか。

近ごろ手に取るのは、会って話をしてみたいクリエイターの本や、禅など生き方に通ずるテーマのもの。

「いろいろなことに興味をもちやすい性格で、影響も受けやすい。だからこそ、自分の考えや立ち居振る舞いにいい刺激を与えてくれるような本を選びたいですね」

何度も繰り返し読んだ一冊を
いつもと違う場所で読む。
新鮮な発見がある。




部屋で過ごす時間を充実させることも好き。一方で、プライベートな空間から一歩踏み出すと、外部からの刺激を受け、さまざまな物事が吸収しやすくなるように感じる、とも。

「そういう意味では、美術館で本を読むって、理にかなっていると思う。展示を観て感激した後は、感受性が開放されているからか、本の内容もグッと入ってきやすくなります。しかも、社会の中にありつつ自分に浸れる場所でもあるので、周囲に人はいるけれど、本に没頭できる世界もつくりやすいんですよ」

日常でありながら、非日常。
ほどよい違和感が心地いい。




ちなみに、文庫本には「トーンオイルヌメ・アンティック文庫カバー」をかけるのも、ちょっとしたこだわり。

「じつは僕、本をじっくり読むことが得意ではなくて・・・通勤中やカフェなど、出先で少しずつ読むほうが性に合っているんです。この時、カバーをかけることは、自分の読んでいる内容を周りに悟られないだけでなく、マナーのひとつだとも思っています。周囲にいる方々の視界を邪魔しないでしょう。

『トーンオイルヌメ』の革は、本を読むたびに色つやも増す、自分と一緒に前に進んでいる感じもいい。好きなアイテムを使うと、その時間そのものも豊かになるように思います」

区切りのいいところまで読み、ぱたんと本を閉じた嶋谷。

「僕が出かけるのは、今の自分にないものと出会いたいからなんです。この秋は、気になっている美術館に本と一緒に出かけて、たくさんの刺激をもらいたいと思います」

【今回訪れた場所】
東京国立近代美術館 工芸館

近現代の工芸とデザイン作品を展示紹介する「東京国立近代美術館」の分館として、1977年に開館。その建物は、陸軍技師の設計により、近衛師団司令部庁舎として1910年3月に完成。日本人技師が設計した現存する数少ない建築として、重要文化財に指定されています。



本と一緒に出かけてみませんか。

いつ、どこにでも一緒に

風合い・手触り・香り・エイジングと、さまざまな革の魅力を備える「オイルヌメ革」を採用。内側には高級感のあるピッグスウェードを張った、シンプルながら贅沢なショルダーバッグです。使い込むほど柔らかさを増し、くったりいい表情に変わっていくのも特徴。味わいとともに、愛着も深まっていくでしょう。

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読書の喜びを革の魅力で包む

手のひらに広がるしっとりとした感触と、豊かな香り。使い始めから柔らかな「オイルヌメ革」で、ふっくら仕上げた文庫カバーです。アンティックな風合いと個性豊かなシボの表情も魅力。使うほど、艶やかに表情を変えていきます。内側のピッグスウェードはやさしい手触りで、本の入れ替えを心地よくサポート。

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大切なものを楽しく持ち歩くためのペンケース

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使うほど“自分仕様”に育つL字型財布

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片手に収まるスリムなマネークリップ

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上質なイタリアンレザーを味わう箱型小銭入れ

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<HR width="330"><font size="4" >屋外読書のパートナー</font>


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屋外読書のパートナー

「読書する場所」といえば、自宅やカフェなど、身近な屋内を思い浮かべる人が多いでしょう。スタッフの嶋谷がおすすめするのは、美術館。展示を見た後に、館内の開放されたスペースや併設するカフェで読むのだとか。感性を刺激する、その楽しみについて聞きました。

この日、嶋谷が選んだのは「トーンオイルヌメ・ショルダー」。10年以上にわたり愛され続けるロングセラーで、斜めがけはもちろん、ベルトを短く調整して肩がけにすればモードな印象にもなります。

「使い込むほど柔らかさが増して、くったり味わい深く育っていくんですよね」



鞄の中には、嶋谷にとって「大切な一冊」という『談談妄想』(谷尻誠著・ハースト婦人画報社)と、愛用する革小物がひしめき合っています。

「財布類は風合いの増すイタリアンレザーの『ウルバーノ』シリーズで揃えています。小物入れとして4年目を迎える『ナチューラ・ヌメ革Lファスナー』は、『トーンオイルヌメ』の内装に張られたピッグスウェードで磨かれて、いい艶があがってきました。腕時計は父から譲り受けたもの。先日、レザーベルトを換えて、気分新たに楽しみたいと思っているところです」



毎日をともに過ごすパートナーたちと訪れたのは「東京国立近代美術館 工芸館」。約100年前、日本の技師によって積み上げられた赤レンガが印象的な建物です。学生時代に建築を学んだ嶋谷は、以前から気になっていたといいます。

今も昔も、変わらず時を
刻み続ける場所へ。



展示をじっくり楽しみ、腰を落ち着けたのは、人間国宝の黒田辰秋氏が手がけたケヤキの長椅子。背面にあしらわれたダイナミックな花と、たっぷりとした座面が静かな存在感を放ちます。漆芸家・木工家として知られる黒田氏が、木地に漆を刷り込んで仕上げたこの椅子は、作品でありながら気軽にくつろげるスポットなのです。

「ふと腰掛けた椅子が、人間国宝の手がけたものだなんて! 思いがけない出会いも屋外で読書する醍醐味ですね。座り心地もよく、姿勢が正されます」



「僕にとって屋外読書は、外での時間をより有意義にしてくれる行為。毎日、何かしらかの本を鞄に入れています」という嶋谷。なかでも、あいた時間でさっと読めるエッセイが好きなのだとか。

近ごろ手に取るのは、会って話をしてみたいクリエイターの本や、禅など生き方に通ずるテーマのもの。

「いろいろなことに興味をもちやすい性格で、影響も受けやすい。だからこそ、自分の考えや立ち居振る舞いにいい刺激を与えてくれるような本を選びたいですね」

いつもと違う場所で読む。
新鮮な発見がある。



部屋で過ごす時間を充実させることも好き。一方で、プライベートな空間から一歩踏み出すと、外部からの刺激を受け、さまざまな物事が吸収しやすくなるように感じる、とも。

「そういう意味では、美術館で本を読むって、理にかなっていると思う。展示を観て感激した後は、感受性が開放されているからか、本の内容もグッと入ってきやすくなります。しかも、社会の中にありつつ自分に浸れる場所でもあるので、周囲に人はいるけれど、本に没頭できる世界もつくりやすいんですよ」

日常でありながら、非日常。
ほどよい違和感が心地いい。



ちなみに、文庫本には「トーンオイルヌメ・アンティック文庫カバー」をかけるのも、ちょっとしたこだわり。

「じつは僕、本をじっくり読むことが得意ではなくて・・・通勤中やカフェなど、出先で少しずつ読むほうが性に合っているんです。この時、カバーをかけることは、自分の読んでいる内容を周りに悟られないだけでなく、マナーのひとつだとも思っています。周囲にいる方々の視界を邪魔しないでしょう。

『トーンオイルヌメ』の革は、本を読むたびに色つやも増す、自分と一緒に前に進んでいる感じもいい。好きなアイテムを使うと、その時間そのものも豊かになるように思います」


区切りのいいところまで読み、ぱたんと本を閉じた嶋谷。

「僕が出かけるのは、今の自分にないものと出会いたいからなんです。この秋は、気になっている美術館に本と一緒に出かけて、たくさんの刺激をもらいたいと思います」

【今回訪れた場所】
東京国立近代美術館 工芸館

近現代の工芸とデザイン作品を展示紹介する「東京国立近代美術館」の分館として、1977年に開館。その建物は、陸軍技師の設計により、近衛師団司令部庁舎として1910年3月に完成。日本人技師が設計した現存する数少ない建築として、重要文化財に指定されています。



本と一緒に出かけてみませんか。

いつ、どこにでも一緒に

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読書の喜びを革の魅力で包む

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大切なものを楽しく持ち歩くためのペンケース

使うほど“自分仕様”に育つL字型財布

片手に収まるスリムなマネークリップ

上質なイタリアンレザーを味わう箱型小銭入れ