マスコミ掲載履歴 雑誌 2003年






2003年8月4日雑誌掲載

燃えよタケトラ(四代目紹介) 雑誌に竹虎四代目が紹介されました。竹虎は竹虎四代目によりネットショップの事業がスタートしましたが、ネットショップを始めた当時の話も掲載されています。
燃えよタケトラ(四代目紹介)  
 

山岸義浩
(株)山岸竹材店専務取締役。高知県須崎市

1963年、高知県生まれ。O型
大学卒業後、家業の竹細工店に入社。四代目候補の専務として、家業を継ぐ。徐々に虎斑竹の魅力に目覚め、全国区の商品とすることを掲げる。00年7月、オンラインショップを立ち上げ、セールスを増やす。またメールマガジンを通じて、虎斑竹の素晴らしさ、商品の紹介など積極的に行っている。営業、展示会、売り出しセールが大好き ●映画観賞 コメント:「念ずれば花ひらく」

[事業内容]地元特産の虎斑竹を使った竹細工・竹縁台・竹皮草履などの製造・販売
虎斑竹細工一筋百有余念。
四代目の私が伝統を守ったり、いくらか壊したり

家業のことはよく知らずに育ったんですが、大学4年生の時に実家の竹工場が全焼して「もはや自分が継ぐしかあるまい!!」という感じで。
うちは竹製品をつくって100年以上という老舗。しかも、その竹はこの周辺の安和地域にしか生息しない、虎斑竹(とらふだけ)。でも、実際に四代目を継いでみると、どうも仕事に意味を見い出せない。そんな時、ひとりのお客さんが「竹を見ているだけで気持ちが和みます。いいお仕事ですね」と言ってくれた。それで初めて竹の価値に目覚め、自分の仕事が必要とされている喜びを感じました。でも、実店舗では来てくれる人は限られる。で、見よう見真似でオンラインショップを立ち上げました。

売れるサイトにするため講座に1年通い、写真や原稿も自分でそろえました。アクセスしてきたお客さんと、メールでやりとりを重ねて、やっと注文が取れるように。ところが従業員にしてみれば、商品を個人向けにひとつ発送するというのは、面倒なだけ。お菓子の空き箱で送ろうとしてたんで、「やめてくれー!!」と(笑)。それからは配達時間を指定した伝票の書き方とか、手紙を入れてていねいに包むこととかを教えてね。時間はかかりましたけど、リピーターの獲得には、こういう気遣いやフォローが大事なんだよと理解してもらいました。

今、虎斑竹を扱う会社はうちしかない。辞めることは虎斑竹製品の消滅を意味するんですね。その危機感がまた、いい感じで商人魂をあおるんですよねー(笑)。



(某雑誌より転載)



2003年夏 雑誌掲載

メゴ笹洗濯かご 雑誌にメゴ笹洗濯かごが掲載されました。昔はよく使われていた竹のかご、メゴ笹は細くてもとても丈夫なので、長くご愛用いただけます。
メゴ笹洗濯かご  
 



2003年7月雑誌掲載

虎竹ゴミ箱 雑誌に虎竹のゴミ箱が紹介されました。存在感があるゴミ箱はインテリアの一部としてもお楽しみ頂けます。
虎竹ゴミ箱  
 



2003年美術の教科書に掲載

虎竹細工編み方・作り方キット(DVD付き) 美術の教科書に虎竹での花かごづくりなどが取り上げられて掲載されました。竹虎には、自分で花かごを作ることができる体験キットが販売されています。オリジナルの花かごを手作りしてみませんか?
   
虎竹細工編み方・作り方キット(DVD付き)  



2003年6月7日雑誌掲載

竹皮健康草履(ぞうり) 雑誌のカタログコーナーに竹皮健康草履(ぞうり)が紹介されました。サラッとした履き心地と足裏への適度な刺激で快適にお履きいただけます。竹皮健康草履(ぞうり)が紹介されました。サラッとした履き心地と足裏への適度な刺激で快適にお履きいただけます。
   
竹皮健康草履(ぞうり)  



2003年夏 雑誌掲載

竹皮健康草履(ぞうり) 雑誌に竹皮健康草履(ぞうり)や黒竹玄関すのこ、竹炭(炊飯、飲料水用)、竹炭(消臭・調湿用)、虎竹の里 炭石鹸、竹酢液が紹介されました。
   
竹皮健康草履(ぞうり)  

竹で整える
<快>日々さわやかに整える、竹の効用。

竹は見た目の涼しさだけでなく、暮らしの素材としてもさまざまな効用があるようです。

さらりとした肌触りの心地よさに加え、抗菌作用も。
こうした抗菌性に加え、竹皮や竹自体が持つさらりとした感触も魅力で、最近では竹皮で編まれた履物や、竹のフローリングなども人気を集めているようです。
「うちの商品では、「竹のすのこ」が人気です。玄関で靴を脱ぎ、素足で踏むときの感触がたまらないのでしょう」(竹製品を販売する「竹虎」専務・山岸義浩さん)

・マッサージ効果もある竹皮健康ぞうり
黒竹玄関すのこは、素足になることが多い夏のシーズンには快適。

<健>秘められた、竹の力を暮らしに活かす。
最近人気がブレイクしている竹炭や竹酢液。空気や水の清浄効果や保温効果など、その秘められた竹の効用は、暮らしの中のさまざまなシーンに活用できます。

細かなフィルター構造で汚れや臭い、有害物質を吸着。
空気や水をきれいにするなどの効用で、備長炭に並ぶ人気を集めている竹炭。その効果の秘密は独特な構造にあります。
竹は、炭にすると根から水分や養分を吸い上げる導管という管などが炭化収縮し、内部がごく細い管の充満状態になります。さらにその管の中に細い管ができることで、内部は非常に目の細かい管を束ねたフィルターのような構造になります。これにより内部の表面積は、竹炭1gあたりなんと300平方メートルにもなるといわれています。

この竹炭のフィルター構造には、空気や水の汚れ、臭い等を吸着する作用があり、水に入れたり部屋に置いておくだけで水や空気を浄化・消臭する効果を発揮します。実際、新潟薬科大学の及川紀久雄助教授も、論文で「ホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質の除去にも竹炭は効果的」と発表。シックハウス症候群にも効果があるとしています。
また、竹炭は一度汚れなどを吸着しても、天日に当てれば再生できるので、繰り返し使うことができます。

・植物成分から作った石鹸に炭を混ぜた炭せっけん。吸着力と肌にやさしい洗浄力で余分な皮脂を包み込んで洗い流すので、さっぱりすべすべ。

竹炭ができるまで。
1、炭化のバラつきをなくすため、割り揃えて3ヵ月間自然乾燥。
2、奥の方から1束ずつ、ていねいに窯の中に詰めていく。
3、窯入れから2週間かけて焼き、精錬してから窯出し。
4、炭にすると元の重量の10分の1ほどの竹炭になる。

水をまろやかにし、腐敗も防ぐ竹炭は、夏の飲み水や炊飯に活用。
また、そもそも竹炭をはじめとする炭は、弱アルカリ性〜アルカリ性。菌類は弱酸性を好むため、炭類には元々抗菌作用があります。なかでも竹炭は、活性珪酸という強い抗菌力を持つ成分を含むため、他の炭より抗菌効果が高いといわれています。
さらに、竹炭の天然フィルター構造は水道水に含まれる塩素も吸着。塩素とくっついていた水の分子をより小さく分解することで、水自体の口当たりをまろやかなものにしてくれます。また、水分子を小さくすることで沸騰時間も短縮。ご飯を炊く際なども、むだな加熱時間が減らせることで炊き上がりがよりふっくらし、いわゆる「お米が立つ」状態にすることができます。炊飯器でご飯を炊く場合は、水かげんをして、竹炭を1合につき1、2片入れればOKです。

・米1合に対し、5分ほど煮沸した竹炭を1片(約10g)程度浮かべて炊飯器のスイッチを押す。ふっくらしたおいしい炊き上がりが楽しみです。
・流水で洗い、5分間煮沸した竹炭を1リットルの水に50g程度入れておくとミネラル成分も溶け出し、まろやかに。

いやな臭いも解消。さらに、湿気まで調整する竹炭の効果。
加えて、先にもふれたように竹炭の微細なフィルター構造は、空中や水中のいやな臭いなどを吸着する作用があります。たとえば、繊維製品についた臭いの消臭試験結果を見ても、「消臭効果が高い」といわれる備長炭に比べ、竹炭の方がさらにすぐれていることがわかります。そのため、タバコやペットなどの臭いがついてしまった衣類のそばや冷蔵庫の中などに竹炭を置いておくと、しみついた臭いも早く消臭することができます。こうした竹炭の消臭効果は、天日干しで復活させることができますので、ある程度の時間をおいて定期的に干すようにしましょう。
また、竹炭のすぐれた吸湿性と放湿性もよく知られているところ。

竹炭も竹酢液もお風呂に使えば体の芯からポッカポカ。
さらに、「炭を湯船に沈めておくと体が温まる」といわれます。これは高温で焼いた炭が放出する遠赤外線効果によるものです。また、竹炭とともに最近人気を呼んでいる竹酢液も、お風呂に入れると同様の保温効果を発揮します。この竹酢液は、炭を炭化させるときに出る煙を冷やして採集したものですが、話題のポリフェノールなどの有益成分を含み、殺菌消毒作用もあるといわれています。これら竹に秘められたパワー、暮らしに活用したい自然の力といえそうです。

・竹酢液ができるまで。
1、竹酢液は、竹炭を焼く過程で出る煙を冷やして採集。
2、80℃〜150℃になった煙を管に通して液化。
3、採集した液を1年間寝かして、タール分を除去。
4、まるでウーロン茶のような透明感あるあめ色が特徴です。


(某雑誌より転載)



2001年5月雑誌掲載

虎竹 雑誌に日本唯一の虎斑竹について、山の職人さんや竹細工職人などと共に竹虎の事業内容が紹介されました。竹は、古くから日本人の生活に溶け込み、愛されつづけています。
   
虎斑竹とは?  

安和の山中にひっそりと育つ、希代の″虎斑竹

高知県須崎市の西に外れにある安和地区は、全国でも稀有な虎斑竹(別称 虎竹)の産地である。虎斑竹とは淡竹の一種で、その名が示すとおり表面に紫褐色の虎皮のような美しい斑紋が現れたもの。装飾用建築材や工芸用として珍重される。この竹を他所で繁殖させようと移植しても、斑紋が出ないということから不思議。一説には、付着した寄生菌の作用によるものといわれているが、詳しいことはよく分からない。
美しい虎斑を纏うには、適度な日射量が必要となる。但し、陽にあたり過ぎても日焼けや病気になってしまうという、至ってデリケートな竹なのだ。それ故、絶えず山に入って、下草を刈ったり、斑紋の出ない質の竹は根を張らないように切ったりと、世話が焼ける。

虎斑竹
竹の成長が止まる冬は、伐採の好期
虎斑竹の里・須崎安和地区。狭隘な平地の先には須崎湾が広がる


(某雑誌より転載)



2003年4月雑誌掲載

一閑張買い物かご 雑誌に一閑張買い物かごが掲載されました。かご部分には和紙を貼っているので、やさしい風合いになっています。持ち手も丈夫な紐が入ったソフトなビニール持ち手なので、長時間持っても疲れずお使いいただけます。
   
一閑張買い物かご  



2003年3月雑誌掲載

虎竹縁台(折り畳み式)大 生活雑誌に虎竹縁台(折り畳み式)と土窯づくりの竹炭(バラ)が掲載されました。衣食住にまつわる身の回りの生活用具の中から、今、本当に安心して買える商品を厳選して紹介している商品として選んでいただきました。
虎竹縁台(折り畳み式)大  
土窯づくりの竹炭(バラ)  

縁台
竹虎の「虎竹縁台(折り畳み式)大」。全国でも高知県須崎市安和でしか生育しない幻の虎竹をいちばん力のかかる両側面に使い、中央部には黒竹を使用。結束補強には四万十川上流域のカズラと、こだわりの一品。折り畳みも驚くほどスッキリと可能で強度充分。

縁台
日本人の五感にうったえる、くつろぎと交流の空間

縁台は家の内と外の境を外す不思議な家具だ。街角のバス停でも、縁台が置かれるだけで招かれているような気がしてくる。しかし招いてくれてはいても、家の中まで入れてはくれない......。と、なんだか微妙なところなのだが、なぜだか和む。普通のベンチでは決してそんな気にはならないから不思議だ。
ここでひとつ仮説を立ててみる。縁台はそれを置く人が一方的に町と住人と自然に対して自分のテリトリーを宣言した庭、もしくは庭先のシンボルではないかと。つまり庭だからこそまねかれるきがするし、そこには家の中に入れるわけではない微妙な距離感が生まれる。そしてその庭は、決して囲われず、多くの人が出入り自由であり、それ故にお茶の一服や、将棋に囲碁、夕涼みや花火、晩酌などの楽しみの場に活用される。また空の様子、四季の変化、鳥や虫の姿といった自然の移ろいさえその空間に取りこむ魔法を発揮する。だから縁台には日本人の無意識において、免罪符が張られている。誰もが共有を許される場、そして豊かな自然空間へと誘う装置として。 そして縁台は"懐かしさ"さえ獲得し、現代では無敵だ。あらゆる場に溶けこみ、置く者とその隣人(ただの通行人さえもが含まれる)と自然との共有空間をつくり、幾多の人を和ませてやまない。
さて、そんな語り尽くせぬ縁台哲学と美術についてさらに探求するならば、まず自らの縁台を手に入れ、しかるべきところに設置し、隣人と自然との大いなる交流に踏み出すべきだろう。

竹虎/山岸竹材店
竹によるクラフトと製品が網羅されたバイタリティ溢れるWebサイト全体が驚異的。全国でも地元、安和でしか生育しないという幻の竹「虎斑竹(トラフダケ)」を主素材にした内容はたまらない。


竹炭
カゴにどかっと盛られた竹炭は部屋の置き炭用。消臭、調湿の効用を主に考えて、あえて低温で焼いたもので、硬度と比重が低いのでやや荒い姿になる。マイナスイオン効果などを期待するなら、1000℃の高温で焼いた、もっと固く、重い仕上がりの白炭の竹炭がある。竹炭の姿はインテリアとしても落ち着く。

竹炭
炭ブームの真打ち、表面積は備長炭の約3倍!

この数年、炭ブームと言いたくなるぐらいさまざまな形で炭製品が登場している。水にいい、炊飯にいい、お風呂に、配水管に、土壌にいい、さらに炭焼きの副産物の木酢液がいい......。限りなく広がるその用途と商品のバリエーションに感心するいっぽう、この2、3年増えてきた新顔が竹炭。じつはこれ、炭燃料としての利用のほか、先に挙げたような、万能な生活道具としての強力な実力が注目されている。
「竹炭を電子顕微鏡で見ると縦にも横にも通じる無数の穴があり、その表面積は竹炭1gで約700平方メートル、じつに畳420畳分もあります。これは備長炭の約3倍にあたります。そして竹炭に含まれるミネラル分は約5倍といわれており、これらの特徴が備長炭を上回る効果を発揮するのです」と解説するのは竹炭を扱う竹材の専門店「竹虎」。
さらに竹は生長が早く、資源的に豊富で循環性が高いと、いいところばかり。今後ますます利用率が高くなる要素がそろっているという。
竹虎では、焼くときの温度差によって変わる質で、商品アイテムを分類していて、使い方と値段によって竹炭を運ぶことができる。部屋の消臭や調湿に置き炭を使う場合は、400℃の比較的低温で焼かれた安い竹炭を大量に置くように勧めている。いっぽう、飲料用、炊飯用と入浴用には1000℃の高温で焼いた、固く重い白炭の竹炭が適していて、こちらは一枚づつ大きさもそろえた形で販売している。
個人的には、最近部屋の中にドーンと置き炭をして悦に入っている。竹炭の自然物なのに見慣れない、意外におしゃれな姿は、雰囲気的にもおもしろいうえ、部屋の結露も少なくなって快適だ。

竹虎/山岸竹材店
地元四国の竹材を使った竹の専門店。竹によるクラフトと製品が網羅されたウェブサイトは、ひとつひとつの商品に関して、これでもかと情報が公開されていて、すべてを見きれないほど。


(某雑誌より転載)



2003年1月情報誌掲載

会社概要 情報誌に竹虎が掲載されました。竹虎四代目についても紹介されています。竹虎にはお客様のお声をもとに生まれた商品もあり、お客様のお声は重宝しております。
   
竹虎会社概要  

高知県
顧客の声を商品化に生かす

全国唯一の竹専門会社


モノづくりの世界で進む空洞化。伝統の竹産業も例外ではない。全国の竹材店が姿を消す中、今や日本で唯一の竹専門会社が竹虎だ。
「うちには、他にはない『虎斑竹』という素晴らしい素材があるので、やってこれた」と話すのは4代目の、山岸義浩専務だ。バブル期に比べて売り上げは減ってきている。その原因は「製品販売高は横ばいですが、竹材店向けの卸し(材料売り)が激減したため」という。

毎週メルマガ発行

新たな販売手段として目を向けたのがインターネット。知人の勧めで1997年にホームページを開設した。山岸さんは「当初はカタログ的に考え、商品を並べただけだった。更新もほとんどしなかったのでさっぱり売れなかった」と笑う。昨年5月にホームページをリニューアル。約6000ある商品を厳種、100種類余りの竹細工や竹製品を並べた。また「顧客獲得と、何より竹についてうんちくを語れるから」とメールマガジンの発行も始めた。ホームページも毎週更新。今では月200万円程度を売り上げている。「従来の卸し中心の商いがネットで変化した。商品販売を通じてお客さま一人一人に潤いや安らぎを提供しているという喜びが強まった」という。

さらたにサイトを充実

その一方、顧客の声を商品開発に生かし始めたのも大きな変化、特色の一つだ。例えば、虎斑竹の名刺入れ。最初に「名刺入れが欲しい」の声で商品化。提案者に送ったところ、「入るのが25枚では少ない」と意見が返ってきた。で、二つ折りの50枚入る現在の商品が完成した。商品化されたものは数多い。「こちらが予期せぬ、すごい商品化のヒントがあったりするので、お客様の声を大事にしたい」と、熱っぽく話す。竹製品は今、安い中国製に押されている。だが、「伝統のワザを生かした日本ならではの心がある、本物の工芸品は廃れない」ときっぱり。店のサイトを充実して、お客様に満足してもらえる竹製品を開発していきたい、と燃えている。


(某雑誌より転載)