セントジョンズワートオイル

特徴
セントジョンズワートの花を植物油につけて作られる浸出油で、ハイペリシン(ヒペリシン)という優れた物質が含まれています。セントジョンズワートオイルの赤色は、このハイペリシンの色です。高価なオイルのため、他のキャリアオイルに5~20%程度の割合で加えて使用するのが一般的です。

別名、ハイペリカムオイルまたはオトギリソウオイルとも呼ばれます。
植物
セントジョンズワートは多年生の植物で、フランス及び英国が原産の植物です。高さ1mほどに成長する草本で、根を水平方向に広く伸ばします。繁殖力が強く、ヨーロッパでは、草原や空き地など至る所に自生しています。夏から秋にかけて、5枚の花びらとたくさんの雄しべを持つ黄色の小さな花を咲かせます。楕円形の葉には小さな脂の分泌腺が点在し、日にかざすと無数の穴があいているように見えます。この腺には深紅色のエッセンシャルオイル(精油)が微量に含まれていますが、ごく微量のため流通可能なほどの量は生産されていません。和名は西洋オトギリ草です。
エピソード
セントジョンズワートの花は、中世ヨーロッパでは魔術から身を守る力があると信じられており、邪気や悪魔を寄せ付けないように家の入り口や窓に吊るされていました。また、セントジョンズワートには抗菌力もあることから、騎士達は戦いの際に使用していたと言われています。新鮮なセントジョンズワートの花を、紅茶やオリーブ油につけたものは、ヨーロッパでは、古くから様々な目的に使われてきました。現在では、含有成分のハイペリシンの働きについての研究が盛んに行われています。
使い方のワンポイントアドバイス