イブニング・プリムローズオイル(月見草油)

特徴
イブニングプリムローズオイル(月見草油)は、研究が進んだ近年、様々な特性が注目を浴びるようになったキャリアオイルです。母乳にも含まれる必須脂肪酸のガンマリノレン酸を多量に含有していることが最大の特徴です。優れた特性を心身にもたらしてくれるキャリアオイルですが、匂いが少し強く、質感が重いため、単独ではあまり使用感がよくありません。また、やや高価なため、他のキャリアオイルに5~20%程度の割合で加えて使用するのが一般的です。(単独で使用してはいけないということではありません。)酸化しやすいため、酸化防止剤として働くビタミンEを多く含む小麦胚芽油(ウィートジャームオイル)を5%~10%程度ブレンドしておくとマッサージオイルをより長持ちさせることができます。金属容器で保存すると酸化のスピードが加速されます。必ずガラス製の遮光瓶で保存してください。
植物
イブニングプリムローズ(月見草)は、北アメリカ原産のハーブです。17世紀はじめにヨーロッパに持ち帰られ、現在では地中海沿岸に広く自生しています。夏の夕方に一日限りの淡い黄色の花をゆっくりと咲かせ、その後すぐにしぼんでしまうことから、この名前がつきました。花がしぼんだ後、オイルが抽出される種子の形成がはじまると同時に、茎の先端方向に次の花を咲かせる準備に入ります。非常に生命力の強いハーブで、川底や海辺、乾燥地帯など厳しい環境でも繁殖します。
エピソード
イブニングプリムローズ(月見草)にはキングスキュアオール(King's cureall)という別名があります。原産地、北アメリカの先住民は、イブニングプリムローズ(月見草油)の種子を煎じて身体のケアに使用していました。イブニングプリムローズオイルには、成熟肌用基礎化粧品の原料としても用いられています。
使い方のワンポイントアドバイス