主な旧字・異体字の一覧
印鑑は自分の名前を彫るものです。
撥ね、払い、点の位置などを含め「私はこの字」というこだわりがあって当然です。
さらに、実印としてご注文の場合、実印登録の規定上、戸籍に登録されている氏名と同じ字で印面を作成しなければなりません。
いずれの場合でも、当店では、人名外字・旧字・異体字を含むどんな漢字であろうとも対応させて頂いております。
大事な、大事な印鑑です。遠慮なくお申し付け下さい。
………とは言え、パソコンで表示されない字も沢山あります。
ご注文時に記入出来ず、どうやって注文して良いのか分からない、と、いうお声も多数頂いております。
そこで、お名前に旧字・異体字が入るお客様が、実際に使われていた方法をご紹介します。
文章で説明する
よくある旧字の説明一覧を載せておきます。
「崎」の旧字・異体字…「たつさき」
「高」の旧字・異体字…「ハシゴだか」
「濱」の旧字・異体字…「まゆはま」
「桜」の旧字・異体字…「貝ふたつのサクラ」
「渋」の旧字・異体字…「止まるが3つのシブ」
「栄」の旧字・異体字…「火がふたつ付くサカエ」
「隆」の旧字・異体字…「横棒が入るタカシ」
こういう言い回しは、かつて電報が主流だった時代に流行ったもので、以来、電話等でご自身の漢字を説明するときに決まった言い回しとして使われているそうです。若いお客様で、こうした言い回しをご存じない方は、ご両親やご祖父母にお尋ねになると良いかも知れません。
実は私どもも、旧字・異体字で困っているお客様にこうした言い回しを沢山教わりました。
また、お客様の不安や行き違いを解消するために、当店では「事前イメージ確認サービス」を無料で行っております。
出来上がりの印面イメージを、製造前にメールにてお送りしております。ぜひご利用ください。
なお、納期短縮のために、一部の浸透印及びセール品は事前イメージ確認サービス対象外とさせて頂いております。
スマホのカメラを使う
最近ではご自分でメモに字を書き、スマホのカメラで撮影。その画像をメールや「お問い合わせ」で添付して送って下さるお客様もたくさんいらっしゃいます。
確かに、現代では一番簡単な方法かもしれません。
ご要望は確実に再現致しますので、点や跳ね等がなるべく細部まで分かるように、大き目の画像でご送信下さい。
また、必ずご注文番号、お名前、ご連絡先をメールやFAX原稿にご記入下さい。
FAXで送信する
スマホのカメラはどうも苦手で…、というお客様。
お気持ち分かります。よ~~く分かります!
あるお客様は、A4のコピー用紙目一杯に字を書き、FAXで送って下さいました。
A4いっぱい…でなくても構いませんが、なるべく細部まで分かるように大き目の字でお願いします。
また、必ずご注文番号、お名前、ご連絡先をメールやFAX原稿にご記入下さい。