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豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」

豆・豆料理探検家の「豆なレシピ」 Vol.21(2013年11月掲載)

私のふるさと福岡は、明太子の聖地。「ふくや」さんから始まった辛子明太子は、今や多種多様な博多土産となっています。私のイチ押しは「あごおとし」、小倉の「魁龍」店主・森山日出一さん(ラーメン屋さん)から教わって以降、「あごおとし」ばかり買っています。イチ押しの明太子を、京都市内の食品スーパーで見つけ、迷わず買い!辛子明太子に合うレシピを考えました。

ひよこ豆の明太パスタ

茹でたてホクホクのひよこ豆をじゃがいも代わりに使うと考えたら、応用できるレパートリーは無限に広がります。ひよこ豆と明太子、合わないはずがありません。最初はマヨネーズ和えにしようかとも考えましたが、ボリューム感を出すため、ショートパスタを加え、オリーブ油で和えてみました。冷めても、おいしいです。

材料(2人分)
ひよこ豆…1/2カップ
ペンネ…100g
辛子明太子…1腹~1.5腹
オリーブオイル…大さじ1
塩…小さじ1/2(明太子により加減)
パセリ…1房
粗挽き黒コショウ…お好みで
作り方
1

ひよこ豆を水洗いし、たっぷりの水に1晩~半日浸けて戻す。
2

豆と水を鍋に入れて火にかけ、沸騰してアクが浮いてきたらすくい取り、中火で30分ほど茹でる。
3

ひよこ豆を茹でている間に、ショートパスタを茹でる。塩は適量(分量外)加える。
4

辛子明太子は皮を外し、包丁の背やスプーンなどでしごいておく。パセリは粗みじん切りに。
5

茹で上がったひよこ豆とペンネを湯切りし、ボウルに入れて明太子、オリーブオイルで和える。味をみて、塩を加え、パセリと共にざっくり和える。黒コショウはお好みで。
ワンポイントアドバイス
パセリは香りが立つように、乾燥よりフレッシュを使うことをおすすめします。パセリが苦手な場合は、彩りに何か青みを添えてください。
ペンネではなく、ふつうのパスタを使う場合は、半分に折って茹でると、食べるとき食べやすいです。シェルマカロニなどでもOK。
冷めてもおいしくいただけますが、冷めたものを再加熱すると明太子がタラコのように白い粒ツブになってしまうので、あまりおすすめできません。

レシピ担当/五木のどか

豆・豆料理探検家。福岡県生まれ、京都市在住。子どもの頃から豆好きで、豆の生産者や料理人、飲食店、販売店を訪ね歩き、話しを聞くことを楽しみとする。2008年から「豆なブログ」を執筆中。「一豆三味:ひとつの豆で三つの料理法を」と提唱し、豆料理の楽しさを伝えている。
レシピで使用した商品


Suzuya Kokumotsu Co.,Ltd.