水府提灯の製作現場(伝統的手法)

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 水戸は、岐阜や八女(福岡県)とならぶ提燈の日本三大産地といわれ、その水戸で製造される提燈の中でも代表的なのが「水府提燈(提灯)」です。
 螺旋状に竹ひごを巻き上げて外形を整える一般的な手法に比べ、水府提燈は竹ひごでたくさんの輪を作り、それ並べてつなぎ合わせるという独自の手法をとるため、丈夫で実用的な仕上がりをみせます。

 そんな水府提燈を、すべて手作業で作り続ける鈴木茂兵衛商店の伝統の妙技をご堪能下さい。

 すべてが手作業で、ひご・糸・糊・紙張り・畳みとひとつひとつを丁寧に仕上げます。そのため、時には提灯1つを製作するのに丸1日を費やすこともあります。
 大切にお使いいただければ、5年、10年ともつ丈夫な提灯になります。 それが水府提灯の大きな特徴です。

製作工程

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1.ひごを削る 2.ひごを巻く 3.ひごをらなす 4.型を組む 5.型にひごを
      掛ける
6.ひごに糸を
      掛ける
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7.糊をつける 8.紙を張る 9.紙を裁ち落とす 10.型を外す 11.提灯を畳む 12.完成
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