世界にひとつ
"あなただけ"のギャッベ
イランの南西部 ザグロス山脈一帯(南ペルシア)に暮らす遊牧民族によって手織りされている、毛足の長い絨毯のことをギャッベといいます。自分たちで育てた羊の毛を原料に、糸を紡いで草木で染めて、1枚1枚丹精込めて手織りされています。
ギャッベは過酷な大地での遊牧生活をより快適に過ごせるようにと、手織りの技法も親から子へと代々受け継がれてきました。
家族や仲間、自然をとても大切にする遊牧民が織りなすギャッベには伝統的なモチーフがあり、それぞれに意味があります。そのモチーフを用いて「願い」や「未来への希望」などが1枚に表現されています。どんな色や柄で織るかは自由なので、1枚1枚に織り手の世界観があり「世界にひとつだけ」のぬくもりのある絨毯になっています。