1 記号の説明

2 国産表示について

お願い　「できるだけ国産品を買ってください」
このままでは、日本の文化でありながら、生産する職人が絶えてしまいます。国産品を買って頂ければ、国内の職人に仕事がまわります。 お支払い頂いたお金が、職人の後継者を育て、節句人形の文化を守っていくことに役立ちます。

1. 節句人形、天神様について、原産国の表示に関する公的な定めはありません (ただしウソの表示を行った場合は法令違反となります) 。
   そのため、かつては日本でしか生産されなかった節句人形の商品の一部または全部の製造工程が、外国に移転している場合が多くあります。
   一見しただけでは見分けがつき難く、厳密を期すためにはひとつひとつ、詳細にメーカーなどに確認しなければ、自信をもって 「国産品」と表示できないものも多く存在するのが実情です。
2. 公的な定めがないため原則論で表示するのが適切です。 このサイトでは法令や他業種の例を参考にして高田卸方屋が定めた方法により国産と確認できた商品のみ「国産」と表示しています。 「国産」の表示がないものがすべて外国産を意味するものではありません。
3. 「国産」と表示する基準
   1. メーカーの資料だけではなく、高田卸方屋が直にメーカーの製造現場や仕掛品を視察して確認したもの。 または細かな部分について国産であることを詳細に確認したもののみを「国産」と表示する。
   2. 分業によりメーカーが他社より仕入れているもの(例えば掛軸天神については、軸先など)がある場合、 その仕入先と製造場所が日本国内と確認できたもののみを「国産」と表示する。
   3. 一般的に市販されていて、他業種の商品にも使用されている材料(布、紙、ベニヤ、塗料、糊など)や包装資材(箱、紐など)の産地は製造工程の判断には含まない。
   4. 大部分が国産であっても、一部分に外国産が混ざっている場合は、その部分は分かるように国産の範囲を限定した表示をする。