岩手にワイン文化を!!エリアジャック
第7回 春だ!春色ロゼワインを飲む男はカッコいいんだぜの巻

  • sugars
  • 2016.05.01

春だ、桜だ、ロゼワインだ!

アッキー 新年度です!!お花見の季節、今回のゲストは岩手に来て4月でまる一年のフレッシュガール、TVIの矢野智美アナです。
山田 春だ、桜だ、ということで今回のワインはロゼでいきましょう。早速一本目(※1)を…
田村 梅のような香り。
矢野 色がキレイでそれだけで惹かれますね。キリッとして酸味のある感じ。がぶ飲みできそうな…。
山田 花見の乾杯にもオススメです。ロゼって大きく分けると3つの造り方があるんです。これは、白ワインと同じように赤い果皮のついたブドウをプレスして、果汁だけを発酵させたものです。この二本目は赤ワインと同じように、ブドウ皮ごとを破砕して発酵させて色づいた液体を抜いて作ったもの。こちらの作り方、セニエっていいます。このふたつは伝統的な製法です。
田村 3つめが赤ワインと白ワインを混ぜる方法?
山田 そうそう。かなり珍しいけどね。伝統国ではやらない。変化球。
田村 予備知識なくこのロゼ色を見ると、赤と白を混ぜたのかな?って思っちゃう。だからロゼ=合成品、みたいなイメージがあるのかなあ…
矢野 私、ロゼ=甘いと思ってました。
山田 そう、ロゼって日本は安い・甘いってイメージが先行してるんです。シャンパンは人気があるんですけどね。泡のないロゼももっと人気が出てもいいのに。
矢野 でもこのワイン心地いいです。気軽に飲めるっていうか…
田村 これ、料理にも合わせやすいね。ロゼ飲んでるオジサンってかっこいいよね、通だと思う。

第7回 春だ!春色ロゼワインを飲む男はカッコいいんだぜの巻
1.Puzelat=Bonhomme VdF Vincoeur Roze 2013
2.La Porta di Vertine IGT Toscana Rosato 2014
3.The Hermit Ram Muller Thurugau 2015

1. Puzelat=Bonhomme VdF Vincoeur Roze 2013
2. La Porta di Vertine IGT Toscana Rosato 2014
3. The Hermit Ram Muller Thurugau 2015

グラスも肝心!

アッキー 続いて二本目です。
田村 これ、軽めの赤ワインですって暗いところで出されたら僕、信じます(笑)。
山田 濃いでしょ。ブドウはイタリアを代表するサンジョヴェーゼという品種です。日本でも人気のキャンティで主に使われている品種ですね。
矢野 私、焼き鳥好きなんですけど、もしかして…
山田 合うと思いますよ。塩なら一本目、タレならこっち(二本目)で。ロゼは他にも中華との相性がいいです。それから、食事の色と合わせるといい。ロゼ色の豚肉、鶏肉とか。
矢野 やっぱり!それから、香りがすごくイイ。こんな深いグラスで飲んだことないので…香りがよく立ってきますね。
田村 何かで実験してたよね。同じワインを湯のみ、ワイングラスって入れ物を変えて飲んでみるの。実際は同じなのに、別に感じるって。
山田 舌への感じ方が違うからね。そのあたりを気遣ってくれるお店で飲めたらラッキーですね。
アッキー ちなみにTAKUさんでは一本目と二本目でグラスを変えて出して頂きました。感謝!

ワインは好きでも何を頼めばいいかわからない…矢野アナへのアドバイスは食事には「甘くないロゼを頼むべし」

ワインは好きでも何を頼めばいいかわからない…矢野アナへのアドバイスは食事には「甘くないロゼを頼むべし」

「ロゼ=甘いと思ってました。こんなにお食事に合うなんて、大発見!」

「ロゼ=甘いと思ってました。こんなにお食事に合うなんて、大発見!」

オレンジ色の正体は

アッキー 続いて3本目です。これは…オレンジ?
山田 厳密には白ワインです。うまみをより抽出するために、白ワインだけれどブドウの皮を浸漬させて造ってるので、結果的にこのオレンジ色になってます。
矢野 発酵した香りがします、不思議!何ですかこれは!
山田 滋養強壮系の香りがしますよね。
田村 ほのかにタンニンを感じる。
山田 ニュージーランドで造ってるファンキーなワインです。今注目を浴びてて、各国こぞって買い付けにきてますね。ブドウはミュラー=トゥルガウというドイツで生産が多い品種。柑橘系の風味でソフト、あまりインパクトがない品種です。
田村 それがこんなにインパクトがあるワインに。
山田 ブドウ本来のパワーと旨味がしっかりと出てて美味しく仕上がっています。

旬のお野菜盛り合わせ(一例)
一本目とともに頂いたお料理。趣向が凝らされたひと品を少しずつ味わえる
北上産 岩中豚ロースのグリル(200g \1,600)
上品な肉質に、甘い脂が溶け出す。本日のロゼワイン3本とも相性よし

北上産 岩中豚ロースのグリル(200g ¥1,600)
上品な肉質に、甘い脂が溶け出す。本日のロゼワイン3本とも相性よし

グラスを回すのにも意味があるんです

矢野 あっ、(※1のグラスを再び持って)酸味がまろやかになって、香りも味も変わってきましたね。
山田 ワインって酸化で味が変わるから。回すだけでも変わりますよ。
矢野 おふたりが先ほどからワイングラスを回しているのはそういう意味もあったんですね!(しばしグラス回しのレクチャーが続く)
矢野 ということは初めのひと口でうーん、と思ったら、置いておいてもいいんですか?
山田 もちろん、10分経ったら好みになってるかも。あとは、こうやって…(空のグラスへ注ぎなおす)空気に触れさせてみたり。
田村 ひと晩置いておくこともあるよね?
矢野 ひと晩!?
山田 お店にワインに詳しい人がいれば、一日前に抜栓したり、デキャンタに移し替えることもあります。その辺りはワインによって専門家が考えてくれますよ。
矢野 一番いい状態で出してくれるのがソムリエさんたち専門家なんですね。
田村 今日は特に二本目が新発見でした。ロゼ=甘いみたいなものがすっかり払拭されました。
矢野 私は"ロゼを飲む男性はカッコいい"ということを覚えて帰ります。新しいワインにもどんどん挑戦していきたいです!
アッキー ではまた次回!

「食べ物の色にワインを合わせてみて」

「食べ物の色にワインを合わせてみて」

TAKASHI YAMADA


(株)山田酒店代表取締役。
(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー。フランス食品振興会認定フランスワイン<コンセイエ>などの資格を持つ専門家。


EIJI TAMURA


(株)田清取締役専務。
紫波にエスプレッソマシーンとワインを揃えた『4832』を構える。岩手のワイン文化をもっと豊かにするべく奮闘。

Wine Restaurant TAKU 019-613-5544

今回お世話になったお店「TAKU」さん
オススメワインはこちらの2本(右写真)

左:ロザート・デミリア2013 ルチアーノ・サエッティ
右:ランブルスコ2013 ルチアーノ・サエッティ

■Wine Restaurant TAKU
019-613-5544

(住)盛岡市菜園1-4-1 菜園総合ビル2F
(営)火~木 17:00~23:00(LO22:00)
   金土祝日 17:00~24:00(LO23:00)
(休)月曜
http://kita1.info/taku/

左:ロザート・デミリア2013 ルチアーノ・サエッティ 右:ランブルスコ2013 ルチアーノ・サエッティ