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Kaji流の
おうちでリネンお洗濯
以上のご家庭でのケア方法や
取り扱いの注意点を踏まえた
Kaji流のおうちでリネンお洗濯を
ご紹介いたします!
Kajiはいつもこの方法でお洗濯していますが
結果については保障は致しかねますので
あくまでも自己責任でお願いいたします。
リネンはものすごい高級品もありますので
そのようなアイテムは無理にご家庭で洗わず
お近くのクリーニング店に出しましょう。
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羽織るだけでこなれて見える
リネンカーディガン
お洗濯してみるのはKajiの私物の
リネンカーディガンです!
現在も好評発売中のアイテムですので
是非ご覧下さいませ。
商品ページはこちら
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濃色の場合は色落ち予防しよう
今回は黒のカーディガンですので
色落ち予防に先ほど紹介した
酢のつけ置き液につけます。
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まずはつけ置く前に、
裏返して大き目の洗濯ネットに入れます。
ふんわりと左右に半分、上下に半分の
四つ折りになるくらいで
ネットに入れてチャックを閉めます。
お酢のつけ置き液をおさらい
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酢を使う場合
こちらは色止めの作業ですので
1〜2回処理するだけで効果が長続きします。
<つけ置き液>
水1リットルにつき
酢…50ml
上記の分量でたっぷりとつけ置き液を用意し
お洋服を40分ほどつけ置きます。
つけ置き後は、同じく中性洗剤で手短にお洗濯しましょう。
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恥ずかしながら
自宅にたらいがありませんでしたので
足湯用のバケツで失礼します。
今回のつけ置き液は
水7リットルに対して
お酢350mlを入れました。
かなりお酢を使いますので
つけ置き液もこんなに黄色い!
においもすっぱーい。
ここに優しくカーディガンを沈め
40分タイマーをセットして放置。
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新品のお酢を使いましたが
こんなに減りました…!
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つけ置き後はたっぷりの水で
1度すすぎましょう
わかりますか…?
つけ置きをするだけでも
多少の色落ちは発生します。
注視しないと気が付きませんが
こうやって比較すると
うっすら黒くなってますね。
つけ置きが終わったら
今度はたっぷりの真水で
1度すすぎます。
さすがにお酢たっぷりのまま
洗濯機に入れてしまうと
機械を傷つけたり
故障の原因になる可能性がありますので
リネンを傷つけない程度に
お酢をすすぎます。
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つけ置き+すすぎが終わったら
洗濯機の中へポイッ!
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我が家の洗濯機は
「おうちクリーニングコース」ですが
一般的には「ドライコース」など
クリーニングアイテム用の
おしゃれ着洗いコースに設定します。
水の量に合わせて
中性洗剤を投入!
我が家はエ●ール派です。
(香りが好きだからです)
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洗い少なめ、すすぎ多め
脱水はかけすぎない。
我が家の洗濯機ですが、
1枚であれば
Kajiはこの設定で洗います。
リネンは摩擦に弱いので
洗い回数は初期設定より
1段階減らしています。
ソフト脱水コースなど
脱水しすぎないような設定がある場合は
脱水の止め忘れを回避できるので
忘れずに設定しておきましょう。
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着用時のシワを防ぐには
洗濯のりを入れるなどの方法があります。
洗濯のりをお使いになる際には
すすぎと脱水の間に洗濯機を止め
水で溶いた洗濯のりを投入します。
あとは手でかき混ぜて
洗濯のりを撹拌させます。
Kajiは洗濯のりは使わず
洗濯機にお任せで進めていきます。
我が家の洗濯機は
前述のとおり
ソフト脱水コースがあるので安心ですが
脱水が回り始めたら
10秒ほどで洗濯機をストップさせましょう。
このままうっかり脱水が完了すると
シワシワになってしまいます。
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本当に水が滴るほど
びしょびしょでOK
もうこの時点では
お酢のにおいは完全に消えています。
みなさん結構びっくりするくらい
この状態だとびしょびしょです。
「え、うそでしょ」って
思うかもしれませんが
これで大丈夫なんですよ!
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見てください、
こうやって撮影している間にも
ぽたぽたと水滴が…!
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形を整えて後は乾かすだけ
このまま干してしまうと
本当に下に水たまりができてしまいます。
外に直射日光が当たらない
干す場所があればよいですが
リネンは日光で色あせしますので
部屋干しするのがオススメ。
部屋干しする際は
必ず下にバケツやたらい
無い場合は写真のように
畳んだバスタオルを
置いておくとよいです。
(※撮影用に壁にかけていますが実際はきちんと物干し台に干しています。壁に色が移ってしまうのでマネしないでください。)
あとは裏返しのままハンガーにかけて
手である程度形を整え
乾くのを待ちます。
Kajiは虫が大の苦手で
夫婦共働きですので
完全部屋干し派です。
リネンのお洗濯にはもってこいですね(笑)
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実はリネンにアイロンをかける
ベストなタイミングは
びしょびしょな今
脱水止めるの忘れてもうた…。
そんな絶望を味わっている方は
今のうちにアイロンかけちゃいましょう!
脱水を止めることに成功しても
シワが気になる場合もあると思いますので
びしょびしょの時点で
アイロンをかければきれいにシワが伸びます。
アタリ(テカテカになる現象)を避けるため
必ず裏返しのままで
あて布をしてからアイロンをかけましょう。
温度は中〜高。
しっかり温まってからかけましょう。
実はKaji、普段はアイロンかけません。
超面倒くさがりなので
濡れ干しを信じています(笑)
濡れたまま干しても十分シワは取れますが
みなさんにわかりやすいように
半分だけアイロンをかけてみました!
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裏返しのままアイロンをかけます。
写真で向かって右側、
裏返しなので着た時も
体の右側になる部分をアイロンかけしました。
もう一方の左側はアイロンなしです。
乾いたときに
どう仕上がっているか楽しみです…。
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驚異の速乾性
我が家は部屋干しで
室内送風乾燥機を使っているのですが
それでもさすがに乾くの早すぎる。
先ほどのびしょびしょの状態から
たった4時間でカラッカラに乾いてました。
さすがリネン…、恐るべし…。
さて、乾いたカーデを表に返してみました!
表に戻したので
アイロンをかけた側が左右逆になりましたね。
向かって左側がアイロンあり
右側がアイロンなしです。
どうでしょう?
正直アイロンなしとアイロンあり、
見分けつきませんよね。
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大きくしてもほとんど見分けはつきませんね。
アイロンなしでも十分
シワが伸びて綺麗なのでは…?
Kajiは濡れ干しでも
綺麗になると信じていましたが
実際に実験したのは初めてなので
濡れ干しだけでも
綺麗に仕上がることがわかり
感動しました!
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いかがでしたでしょうか?
ポイントさえ押さえれば
リネンの扱いも難しくないと
思っていただけたでしょうか。
もちろん大切なお洋服ですので
自信がない場合は
クリーニングに出されるのが一番です。
試してみてもよいかな、と
気軽に思えるときに是非
今回のお手入れ方法を
思い出してみていただけると幸いです。