ヨガマットのお手入れ方法

  1. 基本的なお手入れについて
  2. 匂いが気になる時のお手入れ
  3. 素材に合わせてのお手入れ
  4. あると便利!ヨガラグ(ヨガタオル)について
  5. ヨガマットの保管について
  6. ヨガマットの選び方

日頃のメンテナンスで快適な使用感を。

ヨガに欠かすことができないヨガマット。
サイズや素材、厚さなど種類が豊富なヨガマットですが、 皆さまはヨガマットのお手入れはどうされていますか?

ちょっとしたお手入れを続けることでグリップ力も維持できますし、マットの劣化を緩和して長く使うことができます。
日頃のマットケアでいつでも気持ち良くヨガをしましょう。

基本的なお手入れから特別なお手入れ、素材に合わせてのお手入れまで、ヨガマットのお手入れ方法についてご紹介します。

基本的なお手入れについて

ヨガマットを使用になられた際にしていただきたい基本となるお手入れ方法をご紹介します。
特殊な素材のものを除くほとんどのヨガマットで共通するベーシックケアで、毎回すれば表面についたホコリや汚れもつきにくく衛生的、快適なグリップ力を発揮します。

  1. 軽く湿らせた柔らかい布でマット全体を拭く
  2. 残った水分を乾いた布で拭き取ります
  3. 完全に乾くまで、直接日光の当たらない風通しの良い場所で乾燥
  4. 完全に乾いたことを確認したら、ロール状に巻いて保管しましょう

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汚れや汗が気になる時は、汚れた部分を、石鹸や肌に優しい中性洗剤を水・ぬるま湯で薄めた液を含ませた布・スポンジで拭き取ります。
また、お湯を使うと汚れが落ちやすくなります。
ヨガマットのリフレッシュにはヨガマット専用スプレーがおすすめです。ヨガマットの素材自体の匂いの緩和や、汗などで汚れたマットのケアなどに。
アロマ成分配合のアロマスプレーもおすすめです。香りに癒されながらヨガを楽しむことが出来ます。
ヨガマットスプレーをご使用する場合、まずヨガマット表面の汗や汚れなどを軽く拭き取りましょう。
そして、ヨガマットに適量スプレーしていただき綺麗なタオルでやさしく拭きあげてください。

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おすすめのヨガスプレー

匂いが気になる時のお手入れ

PVC素材は特有のプラスチック臭、天然ゴム素材は特有のゴム臭、プリントタイプはインク臭が開封時に感じられますが、徐々に薄れていきます。
このような素材特有の匂いを緩和したい時の特別なお手入れ方法です。

P匂いの感じ方は、個人差がありますので、匂いに敏感な方は他の素材のヨガマットもご検討ください。

  1. 基本的なお手入れを行います
  2. ヨガマットを巻く前に風通しの良い日陰で広げます
  3. 2~3日を目処に陰干してから収納します
  4. マット専用スプレーも効果的

素材に合わせてのお手入れ

ヨガマットは様々な素材の種類があります。
従来からヨガマットに使われてきたスタンダードなPVC(ポリ塩化ビニル)のほか、最近では、エコマットに使用される環境対応型素材のTPE(熱可塑性エラストマー)が主流になってきました。
そのほかに、ゴムの木の樹液からつくられる天然ゴム、麻、畳などが一般的です。

素材ごとに性質が異なるので素材に合わせて異なったお手入れをしましょう。

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PVC(ポリ塩化ビニル)

PVCは水洗いすることが出来ません。
PVCは水を吸収しやすいという特徴があり、大きく劣化してまう恐れがあります。
なので「基本的なお手入れ」で紹介した、軽く湿らせた柔らかい布でマット全体を拭くことをおすすめしています。
マット全体を拭いた後、残った水分を乾いた布で拭き取りましょう。
また、お湯を使うと汚れが落ちやすくなります。

PVC素材のヨガマット

TPE(熱可塑性エラストマー)

TPEは水に強い素材なので水洗いが可能です。
やわらかい布で水拭きし、汚れのひどい場合は中性洗剤を使用してください。
乾いたバスタオルなどの大きめの布で水分をしっかり拭き取ります。
風通しの良い日陰で完全に乾燥させましょう。
※洗濯機や乾燥機は絶対に使用しないでください。

また、TPE(熱可塑性エラストマー)は焼却してもダイオキシン等の有害物質は発生しない地球環境に優しい素材となっています。

使用の際には、常にマットの同じ部分に手足を置くと摩擦により消耗していきますので裏表、上下を変えてまんべんなく使用することやまめなお手入れなどを心掛けていただきますと、より長くお使いいただけるかと思います。

TPE素材のヨガマット

天然ゴム

天然ゴムはPVCと同様に水洗いすることが出来ません。
通常のお手入れは、水をスプレーなどをして優しく拭き取ることをおすすめしています。
環境にやさしい素材で、特長としては風合いが良くやわらかいため、ヨガのポーズで重要になる高いグリップ力が特徴です。
しかし、独特の臭いがあるところと、天然ゴムに含まれる成分がアレルゲンとなることがあるため、アレルギーをお持ちの方はご使用になれません。

天然ゴム素材のヨガマット

畳や麻

畳や麻は繊細なケア方法が必要となります。
汚れなどが出来た場合、その部分をこすってしまうと繊維を痛めてしまうので、汚れた部分をトントンと優しく叩くようにお手入れをしましょう。

畳や麻のヨガマット

あると便利!ヨガラグ(ヨガタオル)について

ヨガラグとは、ヨガマットの上に敷いて使うラグのこと。
わざわざヨガマットの上にラグを敷いても…と思われるかもしれませんが、そのメリットはたくさんあります。

ヨガラグを使って、ヨガマットを長持ちさせましょう!

1.衛生的

ヨガラグを敷けば、毎回洗うことができるので清潔です。
また、ヨガマット自体を清潔に保つという効果もあります。

ヨガマットを使い続けると汗などでどうしても汚れてしまいます。
しかし、ヨガマットは洗濯できないものが多く、臭いが出てくるなどの問題も。
その点、ヨガラグは洗濯もできるので、衛生面もばっちりです!
ヨガ教室などのレンタルマットはたくさんの人が使っているので特に汚れが気になりますよね。
レンタルマットは、ヨガマットを持ち歩く必要がなくとても便利ですが、他の人とマットを共有することが苦手な方も...

ヨガラグを敷けば直接触れないのでヨガに集中できます。

共用のヨガマットが気になる、自宅でもヨガを楽しみたいという方は、まずはマイヨガマットを購入してみましょう。

2.大事なマットの保護

汗を伴う練習では、マットの傷みが気になりますよね。
使用後、すぐに除菌や乾燥ができない場合もあるかと思います。
そんな時にはヨガラグを1枚敷いておけば、汗をヨガラグが吸収してくれるので、マットへの負担を軽減することができます。

3.お洗濯OK

ヨガマットを丸洗いすることは難しいですが、ヨガラグなら丸洗いOK♪
除菌や抗菌効果のある洗剤を使えば、さらに衛生的で、いつでも気持ちよくヨガに取り組めます。

4.持ち運びがラクちん

折りたたみマットよりも軽く、小さく畳むことができますので、ヨガマットタオルの持ち運びがラクちん♪
コンパクトなので、収納にも困りません。

5.色んなカラー・柄が楽しめる

豊富なカラー・柄があるので複数枚持ちがおすすめ!
その日の気分によってヨガラグを変えて楽しめます♪
たくさんあってもコンパクトなので、おうちヨガにも最適。洗い替え用にも。

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おすすめのヨガラグ

ヨガマットの保管について

ヨガマットの保管については、ヨガマットケースを使用することをおすすめしております。
使用していないマットは適当に畳んで部屋の片隅へ、などということはありませんか?

使用後のヨガマットには見えない汚れや皮脂がついていますが、その上に埃がたまると、その後のお手入れに時間がかかってしまう恐れがあります。また紫外線の影響により、乾燥、変色の原因になります。
練習が終わって車の中に保管しておくことはおすすめ出来ません。

ヨガマットは丸めてケースに入れて直射日光を避けて、高温にならない場所で保管しましょう。

おすすめのヨガマットケース

ヨガマットの選び方

「ヨガマットのお手入れ方法」はいかがでしたでしょうか?
ちょっとしたお手入れ一つでお気に入りのヨガマットが長持ちします。
お手入れをしたお気に入りのヨガマットで気持ちよくヨガをしましょう。

これからヨガを始められる方、ヨガマットの買い替えを検討中の方へ、ヨガマット選びのヒントになるページもご用意しました。
ぜひ、あなたに合うピッタリの1本を見つけてください。

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