タンパク質は筋肉を作る重要な栄養素で、タンパク質が不足すると筋肉量が減り、結果として基礎代謝量も落ちて太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

肌のハリや弾力を維持するために欠かせないコラーゲンもタンパク質から出来ています。その為、タンパク質の不足はシワやたるみの原因に繋がるともいわれています。

貧血といえば、鉄分が不足していると思う方も多くいらっしゃるかと思われます。鉄分不足は決して間違いではございません。しかし血液を作る時もタンパク質が必要なのです。鉄分をたくさん摂取しても、タンパク質が不足していたら、貧血改善は難しい状態になります。

体内に入ってきた悪いウィルスや細菌は身体の中にある抗体によって排除されています。その抗体もタンパク質が主成分となっています。タンパク質が不足している方は免疫力が低くなり風邪や病気にも、かかりやすくなってしまうといわれています。

運動をしていない方で「体重×1g」 必要といわれています。しかし何かしらの運動をしている方ですとタンパク質は運動をしていない方よりも多く必要なので「体重×2g」必要といわれています。
運動していない方で体重60kgの場合、60gのタンパク質が必要となってきます。

肉や魚の部位によって厳密にはタンパク質量は異なりますが、約100gでタンパク質20gが摂れるといわれているので、お肉やお魚を毎日300g食べないといけない事になります。お肉やお魚を毎日300g摂るのは大変ですし、お肉やお魚には余分な脂肪も含まれています。無駄な脂肪をつけることを多くの方は嫌だと思うはずです。