EASY
DANDYISM
「大人の装いもリラックスして」
完璧な隙のないスタイルは望んでいない。
でも、男性ならではのスタイリングを!

とっておきじゃない。
いつもの1着。

パーティーにも、ビジネスにも。

シーンにあわせて表情を創る、ジャケットを中心に。

コート・インナー・パンツとトータルでファッションを楽しむ、大人の日常をスタイリングするコレクションが2017/18秋冬のSacro。
Chester Coat
チェスターコート(¥19,800+税〜)
ウール素材の優しさを表現する安心の一着。杢調×綾織の表情に長めのシルエットで、ダンディズムを語るコート。

チェックシャツのカジュアルスタイルも、チェスターコートで大人の装いに。グレーカラーは杢調で高級感もプラス。
コート / シャツ / パンツ


ニットの組み合わせは、見た目もより暖かく。ホワイトにも、ブラックを合わせることで、落ち着いたコーディネートに。
コート / ニット / シャツ / パンツ
Hooded Coat
フーデッドコート(¥19,800+税〜)
フードをプラスしたアクセントのあるデザインで優しい表情を演出。コットンツイルのさらっとしたストレッチ素材は、動きやすさも楽しませてくれるフーデッドコート。

ブラウン系の上下コーディネートにあわせて、アクセントにエンジをプラス、秋らしさを表現。
コート / シャツ / パンツ


スポーティーな着こなしも楽しめるコート。スウェットパンツ、スニーカーとの相性も良くオフの日に選びたいスタイリング。
コート / カットソー / パンツ
SoutienCollar Coat
ステンカラーコート(¥19,800+税〜)
ウール混素材のモッサ生地は柔らかさと暖かさを!少し短めのミドル丈デザインでシャープな印象をプラス。

カジュアルにチノとあわせても、エレガントな表情は変わらず、大人の着こなしを完成。
コート / ニット / シャツ / パンツ


グレーのパーカーにブラックのパンツ&コート。モノトーンでまとめる事でよりクールなスタイルに。
コート / パーカー / パンツ
PatchPocket Jacket
パッチポケットジャケット(¥14,800+税〜)
パッチポケットでカジュアルなスタイルを強調!杢ニットのストレッチ素材は体に馴染み着心地も良い1着。

カジュアルコーデも、ジャケットを合わせてドレッシーに。ホワイトとベージュの組みあわせで優しさをプラス。
ジャケット / カットソー / パンツ


パーティーシーンでも、エレガントに着こなすジャケット。蝶ネクタイでよりスタイリッシュに!
ジャケット / ベスト / シャツ / パンツ / ボウタイ
Three-Piece Suit
3ピーススーツ(¥31,600+税〜)
人気のジレもニット編みの同素材で制作した、スリーピースのコレクション。単品でも使い回せる汎用性の高さが魅力。

細身のパンツはストレッチも効いて穿きやすさ抜群。カジュアルに落ち着いたカラーコーデで、すっきりとしたスタイリングに。
パーカー / カットソー / パンツ


コーディネートにジレを足すことでよりドレッシーに、クラッシュデニムとの相性もネイビーでメリハリをプラス。
ベスト / シャツ / パンツ
Denim Pants
デニムパンツ(¥8,900+税)
細すぎないナチュラルなライン。コットンストレッチで履き心地も良いストレスフリーなデニム。ひげなどヴィンテージ加工の穿きこんだスタイル。

ドレッシーなトレンチもカットソー&キャップでラフなスタイリングに。スニーカーを合わせて軽やかに楽しむ。
コート / カットソー / パンツ


アウトドアな着こなしもデニムならでは。ダウンベスト&シャツの組みあわせは、冬の定番スタイルに。
ベスト / シャツ / パンツ
Sacroができるまで
1
4月初旬-企画スタート-

4月初旬という春から早速秋冬の"企画"が始動。どういった流れで進めていくのか最初が肝心、まず一番重要なスケジュールを立てます。

続いて、昨年の秋冬シーズンや前の春夏シーズンの振り返りを行います。どんなアイテムが良く売れていたかを分析。それと同時に、これからトレンドを牽引するアイテムはどんなものなのかを探っていきます。そして、雑誌や写真を切り抜き、イメージマップを作成、それをもとにアイテム構成を考え、コレクションのアイテムを決定していきます。

Point!
今季は注目のトレンドカラーである"イエローグリーン"をディティールに採用。裏地の切り替えとなる部分ですべてのアイテムに取り入れました。


2
4月中旬-生地選び-

企画が決まると今度は"生地選定"、つまり仕立てる生地を選ぶ作業に移ります。一言に生地と言っても種類は様々。カラーや素材、生地の特性によって、アイテムの持つイメージが変わるので、とくに重要な過程です。さらに、シビアになるのがコストの問題です。良い生地を良い価格帯で出すためには見極めが重要です。

Point!
生地選びでポイントになるのは、生地の特性を活かすこと。ウールであれば柔らかで暖かそうに、ツイル地であれば滑らかハリ感のあるような表情に。季節感や肌触りを強調するアイコン的存在となります。


3
4月下旬-パーツ選び-

生地選定が終わると、続いてやってくるのが"付属選定"。ボタンやファスナー、ホック、アクセサリーパーツなどの付属品を選びます。このときも生地選定と同じように、それがアイテムのイメージに合っているのか、サイズ感は大丈夫なのか、慎重に比較しながら行います。
例えばボタン。無地やマーブルなどの「柄」、ホワイトやブラウンなどの「カラー」、樹脂や貝などの「素材」、それぞれ見せる表情が異なり、アイテムの印象がガラッと変わるので、生地だけでなく付属品もとても重要です。

Point!
柄、カラー、素材、大きさ、形…。少し違うだけで印象が大きく変わるので、何百、何千とある種類の中から「コレ!」というものを選び出します。それにはアイテムとのバランスを考える能力が問われます。
4
5月-仕様書作成-

生地選定と付属選定が終わると、次に“仕様書作成”に進みます。仕様書は縫製時にどの部分をどのようにするのかを事細かに指示するためのメモとなります。例えるならば、プラモデルでいうところの設計図のようなもの。

具体的に「使用するボタンは〜〜で、つける位置は〜〜cmで、つける数は〜〜個で、それぞれの間隔は〜〜cm刻みで」など、ボタン1つをとっても詳細に指示を加えていきます。それらを全てのパーツに落とし込み、まとめます。

Point!
身頃、袖、襟、裾、裏地、装飾など、全ての指示が仕様書には記されます。1つ1つに自分たちのこだわりを詰め込み、ブランドが抱く世界観や思いを表現します。


5
6月中旬-サンプルチェック-

仕様書をもとに縫製工場で実際にサンプルを作ってもらい、思っているイメージ通りに仕上がっているのかを確認するのが"サンプルチェック"です。
細かいところまで指示がされていても、必ずしも完璧に仕上がってくるとは限りません。裏地に使われる生地が表地に使われて仕上がってくるなど思いもよらぬハプニングが起こることも…。サンプルを元に修正点を洗い出し修正、商品の生産へと入っていきます。

Point!
選定した生地が実際のアイテムのイメージと合っているか、サンプルよりもフラワーホールの位置を少しだけ高めに修正、一部パンツはワンタックに変更など、細かくチェックしていきます。


6
7月中旬-ラインナップ完成-

修正されたサンプルを再度チェック、9月初旬の発売へ向けて、商品の生産がスタート!撮影、ブランドブックやWebサイト制作が始まるのもこの頃です。
ジャケット1週間コーディネート
月|Monday
ジャケスラで作るカチッと正統派スタイル

休み明けは気合を注入!カッチリとしたジャケスラスタイル。清潔感あふれるネイビーのジャケットに相性抜群のグレーをスラックスに超椅子。小物は落ち着いたブラウンにすれば、イタリアで定番の色の組みあわせである"アズーロエマローネ(青と茶)"に。

ジャケット / シャツ / パンツ


火|Tuesday
ブラックで統一させたモードなスタイル

全身をほぼブラックで包んだモードな着こなし。メインとなるのはデニムジャケットで、ブラックカラーでも独特なデニムクロスの表情で差別化。また、ストレッチが効いた生地で、ちょっとした作業の時も動きやすいのがポイント。

ジャケット / ニット / シャツ / パンツ


水|Wednesday
渋さのあるカーキカラーのセットアップはレトロを彷彿とさせる一着

アースカラーで落ちついた色彩のカーキ、腰周りにゆとりを持たせたタック入りのパンツ、ベルトのかわりにサスペンダーなど、所々にレトロさを。ウィングカラーシャツなのにノータイ、レザーシューズを合わせながらウィングチップのデザインなど、遊び心もプラス。

ジャケット / シャツ / パンツ


木|Thursday
カジュアルに着崩したプレッピースタイル

上品なネイビージャケットのインナーにあえてデニムシャツを取り入れ、ボトムにはストレッチ抜群のカットパンツをチョイス、極めつけはスニーカーを合わせカジュアルアイテムであえて外しに。きっちり決めすぎないアンバランスさが新鮮さを生み出す。

ジャケット / カーディガン / シャツ / パンツ


金|Friday
エレガントに着こなすドレススタイル

秋冬定番の素材でその表情から季節感を演出させるコーデュロイのセットアップの着こなし。落ち着いたブラウンカラーがよりエレガントさを引き立たせてくれる存在に。さらにウィングカラーシャツにボウタイ、おまけにクシュっとドレープ感を含ませたチーフを胸ポケットに咲かせれば、パーティーシーンもバッチリ決まるドレスコードに変身。

ジャケット / シャツ / パンツ / ボウタイ


土|Saturday
英国紳士を思わせるクラシカルスタイル

クラシカルな英国情緒溢れるタータンチェックで魅了するジャケットをメインに、ダークトーンでまとめたジャケパンスタイル。ジャケットにはハリスツイードを使用し、ジレを挟むことで、よりブリティッシュ・トラディショナルを意識。小物はあえて明るめのものをチョイスすることで、コーデにワンポイント華を添える存在に。

ジャケット / ベスト / シャツ / パンツ


日|Sunday
カントリーライクなジャケパンスタイル

お休みの日曜日くらいはインナーをシャツからカットソーに変更して、ラフな着こなしに落とし込んだジャケパンスタイル。ヘリンボーン柄のツイードジャケットは、カントリーライクで懐古的なアイテムでありながら、同素材のツイードジレと合わせることで、英国ならではの上品さもプラス。脚から足元にかけてはアースカラーとなるブラウン系でまとめることで、秋冬らしい落ち着きのある表情に。

ジャケット / ベスト / カットソー / パンツ
Fashion Item Dictionary
コート
トレンチコート【Trench coat】
第一次世界大戦中にイギリス陸軍により、寒さ厳しいヨーロッパでの戦闘の為に開発されたコート。

チェスターコート【Chester coat】
チェスターフィールド伯爵が初めて着たのが由来とされる。コートの中で最も格式が高いコート。

ステンカラーコート【Convertible collar coat】
後襟が高く前が低く折り返す形が特徴。バルカラーコート、バルマカーンコート、スタンドフォールカラーとも呼ばれる。

フーデットコート【Hooded coat】
フード付きのコート。スポーツやカジュアルの印象が強いデザインでゆったりと着こなせるコート。

モッズコート【Mods coat】
軍用パーカーとして1950年代に採用された防寒アイテム。51年型モデルからM51ともいわれる。フィッシュテールと言われる後裾の燕尾状の先割れが特徴。

ダッフルコート【Duffle jacket】
第二次世界大戦時にイギリス海軍が防寒アイテムとして採用。前面に浮き型の留め具の『トグル』が特徴的なデザイン。


ジャケット
テーラードジャケット【Tailored jacket】
モーニングコートの裾を切り落としたのが起源。最初は寝間着、部屋着やレジャー用として着用されていた。

ミリタリージャケット【Military jacket】
主に軍人が着用する上着の総称。現代ではタウンウェアとして一般的になっている。有名なアイテムとしてはシンプルな衿が特徴のMA1や箱型の両胸ポケットが特徴のM65など戦闘に必要なデザインに仕上げられたアイテム。
シャツ
ウィングカラーシャツ【Wing collar shirt】
結婚式やパーティーなどフォーマルなシーンで着用されるシャツ。立体的な折り襟が特徴。

ワイドカラーシャツ【Wide collar shirt】
襟開きの角度が広い、レギュラーから―と並んで一般的な襟型のシャツ。

バンドカラーシャツ【Band collar shirt】
細い帯を巻いたような襟の、シンプルさを残しつつ主張もするシャツ。

クレリックシャツ【Cleric shirt】
胴体部分の身頃が柄、または色ありの無地で仕立て、衿と袖口カフスが白無地でデザインされたシャツ。現代ではビジネスシャツやドレスシャツとして着られるが元々は労働着として着られていた。


パンツ
アンクルパンツ【Ankle pants】
アンクルはくるぶし、くるぶしが見える丈のパンツの意味。軽いイメージから春夏定番として定着し、秋冬では柄靴下と合わせてチラ見せして着こなせるのも特徴。

カーゴパンツ【Cargo pants】
貨物船で荷物作業する労働者たちの間で使われるようになった作業用パンツ。左右膝上横に大きなポケットがデザインされているのが特徴。

5ポケットパンツ【5 pockets pants】
前左右に2つ、後左右に2つ、右前ポケットに重ねて1つ、合計5つポケットがあるベーシックなパンツ。一般的なデニムパンツが5ポケットパンツ。

カットパンツ【Cut pants】
Tシャツやスウェットなど伸びの良い素材で作られたパンツの総称。柔らかい履き心地が特徴で動きやすいパンツとして人気を集める。
Sacro's Story
「服なんて何でも良いじゃん。」
「欲しい服なんて全然ないし。」

そんな声を聞き創ったブランド「Sacro」
今回で9シーズン目となりました。

大人の魅力を存分に発揮する。

色に拘り、
モノトーン中心になりがちなスタイリングに、ポイントとして明るいカラーをプラスしたコレクションを整えました。

着ていて疲れない。
ついつい、手に取ってしまう!

そんな、日常を楽しんで頂きつつ、
「ハレの日」
パーティーや特別な一日でも活躍できる。
大人の男性が醸し出す、ダンディズムをサポートするアイテムを中心にコレクションを創りました。

素材には、体にストレスの少ない、ストレッチ性の高いファブリックをセレクトし、細身のスタイルも、窮屈になりすぎない着心地を実現しています。

サークロの目指す世界は、「服」を朝、選ぶ楽しさがある事。
ファッションの持つ力。
気持ちをコーディネートで表現し、毎日に彩りをプラスする。

そんな、着る楽しみに、選ぶ楽しみをプラス出来る、
サークロのコレクションをお楽しみ下さい。
各メディアで紹介中