staff.伊藤
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今回はステンカラーコートについてのお話をしていきます。
そのなかで、新作アイテムについても魅力と一緒に詳しくご紹介しますので、
ぜひチェックして下さいね。
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ABOUT
そもそもステンカラーコートってどんなもの??
数あるコートの中の一種で、別名バルマカーンコートやスタンドフォールカラーコートとも呼ばれます。
後ろ襟が高くて、前が低く折り返すのが特徴です。
無地系のものが多く、シンプルなデザインとなっているために、とくにビジネスコートとして重宝されるアイテム。
そのため普遍的なものではありますが、丈感などはトレンドが反映されているので注意したいポイントですね。
少し前まではショート丈が人気でしたが、今では長すぎず短すぎずといった腿から膝ぐらいの間のミドル丈が理想。
また、あえてオーバーで着ることで、モダンクラシックな雰囲気で取り入れるのも個人的にオススメだったりします。
ステンカラーの他にこんなコートもあるんです。
【トレンチコート】
第一次世界大戦時にイギリス陸軍が防水型ミリタリーコートとして着用したのが始まりで塹壕を意味する。
【チェスターコート】
正式名称チェスターフィールドコートと呼ばれ、チェスターフィールド伯爵が着用したのが始まり。
【モッズコート】
50年代にアメリカ軍が防寒衣料として採用していたM-51がモデルで、フード付きのミリタリーコートをいう。
ここからは秋冬新作となるステンカラーコートをご紹介していきます。
拘って仕立てた本作は魅力満点の一着となっておりますので、ぜひご覧下さい!
同色まとめでシンプルに
あくまでシンプルさを追及し、幅広く楽しんで頂くことに重点を置きました。
まずは、一枚目のタブ・カフス仕様となった袖口部分に注目。
ベルトを留めるボタンも生地のカラーに合わせたものにしています。
また、二枚目の裏地も同色トーンで合わせることで見え方に差を出さないようにしています。
ごちゃごちゃすることなく、シンプルに仕上げるからこそインナーやパンツを選ばない、
様々なシーンで楽しめるものとなっているのです。
デザインを引き立てる素材セレクト
今回のステンカラーコートを作るにあたり拘ったのが素材選び。見た目の印象を大きく左右する素材には、チノパンツやトレンチコートでよく選ばれるコットンツイル生地をセレクトしました。
特徴的な斜めの織り畝と張り感が上品な印象を作る見た目となっています。また拘りは絶妙なバランスで入る「光沢感」。
ビジネスシーンにはスーツにも合うよう、またオフのカジュアルシーンには上品に大人っぽく見せる素材で、華やかなコートスタイルを陰で支える素材となります。
始めにシンプルなデザインで、とくにビジネスコートとして重宝すると伝えさせて頂きました。
ただ、反対に考えれば“ビジネス色が強い”ということでもあります。
つまり、カジュアルには不向きなのではないかと思われるのも無理ありません。
それを解消するべく、本作は“カラーデザイン”に拘ってみました!
展開としては3色で、ベージュ、グレー、ネイビーとなっています。
「カラーでこんなに雰囲気が変わるんだ!ということをここではお伝えします。
だからといって、このシーンでしか着れないということはなく幅広く合わせて頂けますので、
オススメのシーンの一例として捉えてくださいね。
ベージュ-beige-
身の回りに自然と存在するカラーで注目の弱いベージュは、シックで優しいイメージを与えてくれます。
穏やかな気持ちにさせてくれるので、デートシーンで活躍間違いなし!
グレー-gray-
穏やかで控えめな印象のグレーは、クールでスタイリッシュに見せ、お洒落な雰囲気を纏ってくれます。
ただ、控えめなイメージのため、インスタ映えはしてくれませんね。笑
ネイビー-navy-
ダークトーンで落ち着きのある印象のネイビーは、より大人でエレガントな雰囲気をプラスする存在に。
そのため第一印象が重要なビジネスシーンで好印象に見せてくれます。
LINEUP
その他オススメのステンカラーコートがこちら
LAST
最後に
今回はステンカラーコートについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
とくに新作アイテムは、拘り抜いたデザインについてお話してきましたが、楽しんで頂けましたか??
カラーバリエーションについては、ステンカラーコートだけでなく、様々なアイテムに共通していえることなので、ぜひ参考にして頂けたら嬉しいですね。
さて、次回は秋冬ジャケット特集を予定してます!
もしかしたら変更の可能性もありますが・・・。
ぜひチェックして下さいませ。