夏の定番アイテムであるポロシャツ。
そんな定番のアイテムで1度は耳にした事のあるフレッドペリー。
1936年にウィンブルドン3連覇をはじめ全米選手権を3度、全豪・全仏もそれ一度ずつ制し、史上初の“グランドスラム”を達成した優れた技術と共に、
真っ白なポロシャツ&白いパンツというエレガントなスタイルをトレードマークに国民的スターとなった伝説のテニスプレーヤーがいる。
その名はフレデリック・ジョン・ペリー。
引退後の1940年、自身の愛称『フレッドペリー』を名入れしたリストバンドを製作したことがきっかけで誕生しました。
当時はあくまでスポーツウェアーとしての立ち位置だったフレッドペリーがファッションアイテムとして認知されるようになったのは
1960年代にイギリスの労働者層の若者を中心に巻き起こったシングルの三つボタンスーツやモッズコートに身を包みフレッドペリーのポロシャツを着る
所謂『モッズ』ムーブメントが契機でした。
ポロシャツブランド御三家としても数えられるブランドの代名詞とも言える、
月桂樹ロゴを左胸に配したフレッドペリーのポロシャツ。
数々の派勢が有る中で押さえておきたいモデルが『M3』と『M12』となっております。
フレッドペリーはポロシャツを時代に合わせ進化させることに積極的で
さまざまな世界的ブランドとのコラボも存在しています。
フレッドペリーのポロシャツがこれだけ多様なブランドと調和することができるのは、
無駄がそぎ落とされ洗練されたデザインだからこそと言えるでしょう。
男子プロテニス選手協会のトラックスーツからインスパイアされたのが始まりと言われるトラックジャケット。
ポロシャツと同じくルーツはテニス。
本来はスポーツウェアーとしてでしたが昨今の流行からタウンユースとしての人気が高まるアイテムとなっております。
ポロシャツと違いデティールの違いはない。
しかしその分多岐に渡るデザイン(色やプリント)の違いが有りお気に入りの1枚を探すのも面白いアイテムとなっています。