イングリッシュガーデンとは、人の手を加えすぎない自然美を大切にした、イギリス式の庭園です。 そんなイングリッシュガーデンを、ご自宅に自分で作ってみませんか？ その際の植え方のポイントや、オススメの植物の品種をまとめてみました。 コツさえつかめば、狭いお庭でも、初心者の方でも楽しく簡単にご自宅のお庭を、イングリッシュガーデンにすることができますよ！

イングリッシュガーデンをお庭に作る時、一番大事なのが「ボーダーガーデン」です。 ボーダーガーデンとは、細長いお庭や花壇のことです。 そこに、『植物に高低差をつけて植物を植える』のが、イングリッシュガーデンの作るのに、１番重要なポイントになります。 逆に言うなら、これさえ守っておけば、誰でも簡単にイングリッシュガーデンっぽいお庭が作れます。

植える場所別・オススメの植物

［草丈が15～30cmの植物］ ■多年草の草花 例）プラティア・エリゲロン・ベロニカ ■地面を這うグランドカバー 例）タイム、アジュガ、ワイヤープランツ ■1年草の花苗 例）ビオラ、ノースポール、アメリカンブルー

地面を這うグランドカバー アジュガ リシマキア タイム ダイカンドラ セダム 宿根草   エリゲロン ベロニカ ツルニチニチソウ プラティア   1年草のお花（季節ごとに植え替えが必要） アメリカンブルー 千日紅 アリッサム ビオラ デイジー

［草丈が1ｍ以下の植物］ ■葉色が楽しめるリーフ系 例）ホスタ・ヒューケラ・フイリヤブラン ■ハーブ 例）ラベンダー ■多年草の花 例）クリスマスローズ・バラ

ホスタ ヒューケラ ラベンダー フイリヤブラン クリスマスローズ

［高さが1ｍ以上の植物］ ■多年草の花 例）アリウム・宿根性サルビア ■グラス系 例）カレックス・ディアネラ・コルジリネ ■常緑低木 例）ウエストリンギア・ローズマリー

コルジリネ ローズマリー ウエストリンギア ディアネラ ワイルドオーツ

イングリッシュガーデンは、植物を自然の風景と同じように植えるガーデンスタイルですが、植物だけでなく、お庭全体の風景や景色、環境も自然に近づけると、より本格的なイングリッシュガーデンになります。 例えば、お庭の小道はコンクリートではなく、枕木やレンガで作る。 お庭全体を、直線で平坦にキッチリと整地せず、非対称や、曲線、なだらかな起伏がある様な状態にするのがポイントです。 また、人工的な物や派手な色の物がお庭に置いてあったり、常に見える場所にあると、せっかくの雰囲気が台無しになるので、気を付けましょう。   イングリッシュガーデンは、高低差があったり、自然の地形を生かしたお庭なので、自然と日陰になる場所が出てきます。そんな場所には、日陰でも元気に育つ植物や、逆に日当たりが良すぎると、葉焼けしてしまう植物を植えましょう。

 

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