お彼岸について
「春分の日」は、「自然(しぜん)をたたえ、生物をいつくしむ」日として、「秋分の日」は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、国民の祝日に定められています。
「春分の日」と「秋分の日」は、お彼岸の中日(ちゅうにち)で、 仏教では、ご先祖さまのいる世界を「彼岸(ひがん)」、いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といいます。3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられて、この時期にご先祖様の供養をするようになりました。
お彼岸の期間について
お彼岸の期間は、3月の「春分の日」と9月の「秋分の日」の前後3日間を合わせた7日間です。それぞれの初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」、春分の日・秋分の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」といいます。
2024年(令和6年)の春彼岸は、3月17日(日)~3月23日(土)
3月17日(日) 彼岸入り 3月20日(水・祝) 中日(春分の日) 3月23日(土) 彼岸明け
2024年(令和6年)の秋彼岸は、9月19日(木)~9月25日(水)
9月19日(木) 彼岸入り 9月22日(日・祝) 中日(秋分の日) 9月25日(水) 彼岸明け
となります。
お彼岸は何をするの?
基本的には、お仏壇・仏具のお手入れやお掃除、墓石がある場合はお墓のお掃除も行います。 お供えに関しては、お彼岸のお供えは基本的に春が「牡丹餅」秋が「おはぎ」になります。 これは、春のぼたもちはが春の花でもある「牡丹の花」にちなんでおり、おはぎは秋の花である「萩の花」にちなんでいます。
お彼岸のお供え花について
お彼岸は生花を飾られる方が多いと思いますが、こんな方にはプリザーブドフラワーの仏花やお供え花もおすすめです。日中外出が多く水やりを忘れてしまってお花を枯らしてしまった方におすすめなのは、プリザーブドフラワーです。プリザーブドフラワーは、生花を加工したお花ですので、造花とは違い、生きたお花のような瑞々しさを感じて頂けます。生花をご仏前に、常に美しいものを用意するのは、たいへんな手間隙と費用がかかります。 プリザーブドフラワー仏花なら、水替えの手間や水が腐ってご仏前を汚す心配がないので最近人気があります。
お彼岸にお供え花を贈る方に、当店のおすすめのプリザーブドフラワー仏花や線香とのセットをご用意しました。