大きな家具を購入するときに、一番大事なのは「部屋に入るかどうか」です。
家具(特にソファやAVボードなど)は、思ったより大きな家具です。
「家具が届いたけれど、部屋に入らない」ということがないように、
L-concept.(エル・コンセプト)の「搬入のプロ」が現場で使っているテクニックを公開します。
(注)お部屋に搬入できずに返品される場合、配送料はお客様負担となりますので、予めご了承ください。
まずは購入前にサイズをしっかり確認します。
「一番短い辺」と「一番長い辺」を確認してください。
実際に搬入してみたら想像よりも大きく感じてしまうこともあります。
購入前に、新聞紙を商品サイズに広げてレイアウトしてみると、感じがつかみやすいのでお勧めです。
また、商品は梱包されて届きます。ダンボールやエアパッキンでしっかりと梱包されているものは家具自体のサイズより5〜10cmほど大きくなります。
玄関は搬入することができてもお部屋へ搬入する際、廊下の曲がり角や扉等障害があり搬入が出来ない場合もあります。
お部屋に搬入できずに返品される場合、配送料はお客様負担となりますのでご購入前に商品が搬入できるかどうかを確認していただきますようお願いいたします。
マンションの2階以上にお住いの場合、まずエレベーターのサイズをチェックしましょう。
エレベーター内部の「奥行き」と「高さ」は採寸しておきましょう。
もしも家具の1番長い辺がエレベーターの扉(高さ)より大きかった場合は、下図のように家具の先端を倒して、くぐらせるように入れます。
住宅では幅800mm、高さ2000mmが一般的なサイズになっています。
(※扉のサイズは各メーカーや建具店によってことなりますのでご注意ください)
家具サイズの「一番短い辺」と「一番長い辺」、またドアのサイズを事前にご確認ください。
また、ドアノブや蝶番部分などの突起部分に注意してください。
扉のサイズは800mmでもドアノブや蝶番部分が突起してしまうと実際の搬入可能サイズは小さくなります。
また、角部屋や廊下の突きあたりなどでは図のような障害が起こることがありますので注意してくださいね。
注意しなくてはいけないのが通路サイズです。
通路の幅、高さをしっかり確認しておきましょう。照明や構造上(梁など)天井が低くなっている事が多くありますので天井から床までの一番低いところを測ってください。
廊下に曲がり角がある場合は幅、高さ上問題なくても家具の対角線の長さによってはうまく曲がることが出来ない場合があります。ご購入の際は実際の幅、高さより余裕をもたせた数値でご検討下さい。
搬入で一番難しいのが、階段です。
実は当店でも「2階に上げられない」という搬入トラブルが一番多いのです。
階段を使って2階に上げる場合は「踊り場幅」と「奥行き」、「天井までの高さ」がポイントです。
踊り場の天井や床面積が極端に小さい場合は2階に上げることができないので注意してください。
手すりが階段の内側に付いている場合は横幅にもご注意ください。
階段の幅、または天井の高さが搬入する家具の「1番長い辺」のサイズを上回れば、基本的に搬入が可能です。
階段の幅が1200mm以上かつ、天井の高さが家具の「1番長い辺」のサイズを上回れば、基本的に搬入が可能です。
踊り場の天井の高さが家具の「1番長い辺」のサイズ以上の場合、踊り場の奥行きが家具の幅のサイズ以上あれば、基本的に搬入が可能です。
踊り場の天井の高さが家具の「1番長い辺」のサイズ未満の場合は、踊り場の奥行きが1500mm以上必要です。
(注)住宅により搬入の為の条件は様々ですのでご購入の前は必ず家具のサイズと搬入経路を確認してください。
通常、商品のお届けは、玄関先までとなります。
大型家具の場合(3Pソファや、無垢材の大型家具)は、大変大きな梱包サイズ、重量となりますのでおひとりでお部屋まで運んで、組立てするのは、大変な作業になることも…。そんなお客様のために、エル・コンセプトでは有料ですが、組立設置サービス をご用意しております。
商品の開梱・搬入・組立て・梱包材の引き取りまですべてプロが手際よく作業させていただきます。
エレベーターのないマンションや、家具がエレベーターに入らない場合も、外階段で運ぶことが出来ればOKです。また、搬入箇所の条件によっては、開梱して家具を運ぶ場合がございます。
その際は、事前にご相談させていただきます。ご不明な点はお気軽にお問合せくださいね。
組立設置サービスをお申し込みいただくと、ダンボールやエアパッキンなどは開梱、設置終了後すべてお引取りいたしますので面倒な片付けもありません。