羽毛ふとんの原料である羽毛が高騰していることをご存じでしょうか
そのおもな理由は三つ


があげられます。

そんな原毛が高騰しているにもかかわらず、びっくりするくらいの価格の羽毛布団が市場にでまわっています。
消費者が羽毛ふとんの中を実際確認できないことをいいことに、悲しいことに実際の表示と中身が違う布団はざらにあります。

また、悪質なメーカーでは、ありえない定価をつけて ○○%オフなんて記載されているものも(在庫処分、ハンパ処分を除いて) 最近では、ダウンジャケットに使われていた羽毛をとりだし、布団にリサイクルする再生羽毛まででてきたり・・・

お客様に偽りのお布団をお売りすることもできず、結局、当社としては、信頼のおけるメーカーとしか羽毛布団を仕入れることができませんでした。

それが この東京西川の羽毛ふとんです。



先だっても申し上げた通り とっても中身の表示は魅力的なのに価格が安いものはうたがってかからなければなりません。 原毛が高いのにありえないのですから・・・
定価はあるようでないものです。
中身表示もあてになりません。
こうなったら信頼のおけるメーカーのものを選ぶしかありません!!

440年続いた東京西川のブランドは嘘ではありませんでした!
西川の羽毛布団ができる行程を実際、ねむりサプリのスタッフが工場にいって確認してきました。 長くなりますが、どうやって羽毛布団ができるのか、大変手間暇かかっており、外国の方はびっくりされるそうです。
では一緒に工場見学とまいりましょう♪





羽毛ふとんの善し悪しを決めるのは、原料の種類や産地、加工方法、側生地の素材、キルティングなどでその製品化まで徹底した品質管理が必要です。
西川の羽毛布団は独自の基準を設けて厳しい審査にパスしたものだけを製品かしているので、お客様に安心してお奨めできます。





●羽毛ふとんの詰め物に使用される羽毛はグース(ガチョウ)や ダック(アヒル)の水鳥から採取されますが、 それらはほとんど輸入されたものです。

羽毛布団にはダウンと、腹のあたりに密生するスモールフェザー(小羽根)を混合したものがつかわれます。 また、ダウンの品質はダックよりもグース、グースよりもマザーグースのほうがよく 大きなダウンボールがとれます
羽毛布団のグレードは ダウンの質、スモールフェザーとの混合率などにより決まります

●羽毛生産国の大半は地球の北半球に位置しています。

●一般的には、寒い地域で生産される羽毛ほど品質が優れているといわれています。

●同じ国で生産された羽毛でも、産地間により品質が異なります。

●羽毛は食用の副産物として生産される場合と、羽毛採取用の飼育生産の二通りがあり、採取専用の羽毛の方が高品質です。

●羽毛の採取方法には、機会によるものと人手によるものがあり、中には生きた水鳥から良い羽毛だけを選別しながら採取(ライブハンドプラッキング)することもあります。





●羽毛は海外で洗浄圧縮梱包されて日本にはいってくる場合もありますが、西川ではこの場合でも例外を除いては自社工場のフレッシュアップマシーンで洗浄します。



●もちろん洗浄が度を超すと、羽毛のもつ適正な油脂分のバランスが損なわれるので、西川の洗浄ノウハウを十分駆使して行います。

●羽毛の汚濁度を測る透視度試験では一定量の羽毛をビーカーにいれ水に浸して上部から透視しますが、この範囲が長い物ほど良質の羽毛です。西川では1000ミリを目標にしていますが、市場には数十ミリという粗悪品もあります。




●洗浄後に西川独自のトリートメント(パワーアップ)加工や衛生加工(抗菌防臭加工や防ダニ加工)を施し、乾燥させた羽毛もあります。



●動物の匂いを徹底的に除去し 乾燥後、最新鋭の選別機で、ダウン、スモールフェザー、フェザー、ファイバーやゴミなどに選別していきます。


●西川が選定行程で最も厳格に選別するのはフェザーファイバーや破損した小さな羽軸などです。これらが絡まったまま布団につめると、長い間使用しているうちに、側生地からでてきて、肌をチクチク刺す原因になります。



●高品質の羽毛ほど 羽毛同士が良く反発しあい、保温性などをアップさせるのですが、同時にフェザーファイバーなどが絡みつくところがあり、この対策に西川はポイントをおいています。

●西川では高品質羽毛の場合、機械選別に加えて人手によるフェザーファイバーや小さな夾雑物の除去を行っています。


他社の倍に及ぶ行程によって、羽毛本来の大きく広がったダウンボールとなるため、優れたフィールングパワーを誇ります

●フィーリングパワーとは、羽毛が備えている かさ高性のことをいいます。(ふとんにした時の、かさ高ではないので注意してください)。これは精製された羽毛をJIS規格によって定められた方法に基づいて測定されます。さまざまな行程を経て精製加工された 西川産業の羽毛は、業界基準をはるかに越えるすぐれたフィーリングパワーを備えています。




●西川の羽毛ふとんの側生地は、羽毛の特性が十分に生かされ、また優れた耐久性をもつ素材のものを使用しています。

●超長繊維綿を素材にした綿側地が大半で 朱子織(サテン)し、加えてし速生地にはソフト加工を施しドレープ性をより高めています。



●羽毛は針の先であけたぐらいの小さな穴からもふきだします。したがって羽毛布団の側生地は、 高密度におられた生地が用いられ、さらにダウンループ加工(目潰し)が施されています。

●西川の羽毛ふとんは全て特殊テープで ひとつひとつ独立したマスをつくる立体キルティングを採用。 縫製も一枚一枚丹念に仕立てています。

●西川の代表的なキルティングに「ソリッドステークキルト」があります。このキルトは実用新案で、他のマスへの羽毛の移動がありません。




●キルトマスへの羽毛所定量を正確に吹き込み、仕上げ縫製行程につきまます。



●厳格な品質検査を行い、合格した製品だけが出荷されていきます。



東京西川のお布団は、トレサビリティを導入しています。
いつ輸入された羽毛か、もちろん羽毛の割合、加工工場や縫製、検品にいたるまで全部番号でたどっていけます。


東京西川のお布団がどのようにできたかお分かりいただけましたでしょうか?でもどれを買ったらいいのかわかりにくいですよね・・・
当店では、ご自分のためのお布団なら\29,800~くらいの羽毛布団をおすすめしています。ごの価格帯なら まぁ、不満なしといったところでしょうか。
5万円以上のものは いいのを買ったと満足感があります。
そして10万円以上のものは、かけた瞬間どなたでも、他のお布団との違いがわかっていただけます。

お布団の価格は耐久年数と思ってください。5万円の羽毛布団は5年間、毛布なしであったかくお休みいただけます。
6,7年もすると 今年の冬は寒いのか?と感じ、毛布が恋しくなってきます。そして、なんだか羽毛布団のカサが減ったような感じがします。
これを目安としてご検討ください。また、疑問点がございましたら、お電話でもメールでも結構です。御連絡ください。


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